スタッフブログ

2019.04.11

口内炎

汗ばむくらいの陽気から一転、昨日から今朝にかけてかなりの雪が積もりましたね⛄️💦

降った雪も水分の多いビチャビチャ雪なので、道も滑りやすくなっていて、歩くときはドキドキでした(゚ω゚)

明日からはこの時期らしい暖かさが戻る☀️とのことですが、暑くなったり寒くなったり気温差があると体にも負担がかかりますよね。私もそのせいか口内炎がひどく、運悪く舌根にできてしまったがためにろれつが回らず😱、電話口や受付等でも聞き取りづらくご迷惑をおかけしてしまっています😹

口内炎があると飲み物も食べ物も食べるたびに刺激があり、地味な痛みながらもずっと続くとなかなかのダメージに😂

猫ちゃんの場合、免疫低下・栄養不足のほか、カリシウイルスヘルペスウイルスに感染したり、エイズ白血病に感染した場合に口内炎ができることが多いです。また、糖尿病腎臓病などの内臓の病気でも口内炎ができます。また、歯肉炎や口腔内の衛生環境が影響して口内炎ができる場合もあります。

口内炎ができると、口の中が痛いため、食欲もなくなりますし、毛づくろいもしなくなるため皮膚の状態も悪くなります。また、触られること(特に口周り)に敏感になったり攻撃的になることもあります。口の中が荒れているので口臭やよだれも多くなります。

子猫ちゃんの場合、口内炎による食欲低下は低血糖脱水など命に大きく関わる事態につながります。

原因がはっきりしている系統性口内炎の場合、大元の原因となる病気の治療からアプローチをしていくと思いますが、原因がはっきりしない口内炎もあり、何れにしても口内炎の治療というものはなかなか難しく、口腔内を清潔に保つこと、二次感染予防をすること、免疫力をあげることが大切になります。食事を取りづらいと栄養状態もなかなか改善されないため、お水はぬるま湯、ご飯はペースト状にしたものを少し温めてあげると匂いにより食欲もわき、噛んだりする必要もないため、無理なく食べられるかもしれません。

人の場合だと飲み込みづらいとき、食欲がないときに葛湯など食べたりしますが、ワンちゃん猫ちゃんの場合もは健康によく食べやすい食材です。(もちろん市販の葛湯のように砂糖の入っているものはNGですが)また、少しの量でできるだけ栄養をとるなら甘酒などもプラスするのもいいかと思います。甘酒は酒粕から作ったものは砂糖が添加されており、少量のアルコールも含まれているため、から作ったものにしてあげてください。麹から作った甘酒はアミノ酸ビタミンが豊富です。茹でたキャベツや人参・かぼちゃを細かくorペースト状にしたものに甘酒を混ぜてあげると滑らかさも出て食べやすくなります。

 

一度できてしまった口内炎はなかなかすぐには治らないため、『食べづらそう』『食欲がなくなった』『食べこぼしが多くなった』などの異変に早めに気づいて対処してあげることが大切になります。

 

私は我慢していたら炎症がひどくなり、頭痛や・寝ていても口内炎の痛みで目が覚めるほどになってしまったため、お隣のアイビー歯科さんに行ってお薬をもらってきました💧塗り薬なのでしばらくすると流れてはしまうのですが、塗り薬で患部に蓋をするだけでもだいぶ楽になりました😂💦 

 

ワンちゃん猫ちゃんの場合は塗り薬をすることが難しいため、一番は、口内炎を引き起こす感染症にかからせない(=ワクチン、外に出さない)、栄養バランスに気をつける、水分の取りやすい環境に置く(水場を複数にする)などの日頃からの配慮でリスクを下げることが重要です。

 

※写真は季節外れの雪が降った日の朝の光景。ススキ?にウグイスが止まっていて、風に揺られていました。インスタに動画はアップしています😆 強めの風が吹いても上手に乗っていましたよ🕊