先日本屋さんに行きましたら、可愛い表紙の絵本が目に入りました。
『佇まい・表情が我が家の猫に似ている!』と、誰もが感じてしまいそうな親しみやすい表紙です。
そして調べてみると、昔自分のこどもたちに買ってあげた“ネコヅメのよる”という絵本の挿絵を描いていた町田尚子さんの本だということが発覚。
このネコヅメのよるという絵本も、内容がとても素敵で心に残るお話なので大好きな絵本の1つです。
内容はここでお話したい気満々なのですが、ネタバレになってしまうのと、是非手にとって開いて読んで欲しいのでご紹介までに留めたいと思います。
ところで、なまえのないねこというタイトルにもあるように、
飼われている動物たちには飼い主さんからプレゼントされたお名前が1つ(ときにあだ名でもう1つあったり、お外に出かける猫ちゃんなんかは知らない人から別な名前で呼ばれていたり)付いていますよね。
当院に来る患者さんも、様々な名前がつけられていて、『どんな由来でつけたのかな??』という素敵な名前もたくさん。非常に興味深いです。
私が大学時代には色々な保護動物を預かっていましたが、兄弟猫や兄弟犬には全て同じ漢字を入れて名前をつけていました。
例えば旨味(うまみ)・渋味(しぶみ)・南味(みなみ)だったり、陽粒(ひつぶ)・心粒(こつぶ)・芽粒(めつぶ)などなど。
名前は親が最初に送る子供へのプレゼント。というように、たくさんの想いや経緯が込められてつけられているんだろうな。と思います。
是非何かの機会に名前の由来を教えていただければ。と思います(^ ^)
なまえのないねこの絵本は9月に入りましたら待合室に置きますので、是非お読みください。