色づいた葉っぱもハラハラと舞い落ちて、気づけば道路には落ち葉の吹き溜まりができるほどになっていますね。
お天気も良い日が続いて、葉っぱも乾燥しているので、落ち葉を足で踏みつぶすとパリパリっと心地良い音が聞こえてきます。
そして土臭いけれどどこか懐かしい“大地の香り”が!
秋は芸術の秋。ですが、視覚からも嗅覚からも聴覚からも、また秋風を感じるなら皮膚感覚からも季節の変わり目を実感できます。
夏は日が落ちてからでないと暑くてお散歩もいけませんでしたが、今の時期は明るい時間でもお散歩ができるようになり、すれ違いざまに飼い主さん同士の交流も生まれやすいのではないでしょうか?
この季節は色々な感覚が刺激される時期でありますので、高齢のワンちゃんのお散歩も積極的に出られることをお勧めします。
高齢になると、『なるべく穏やかに』『負担をかけないように』『のんびりと』過ごさせてあげたいと思いがちですが、刺激の少ない毎日を送っていると認知症のリスクも上昇してしまうので、たくさんの感覚を刺激してあげることを心がけて欲しいと思います。
例えば、落ち葉の上を積極的に歩かせてみる。(もちろん、ノミダニ予防は忘れずに!!)、いつもと違ったお散歩コースを歩かせてあげる。 会ったことのないワンちゃんと出会わせてあげる。(ワクチン接種を欠かさずに!)
足腰が弱くてお散歩により関節を痛めてしまう場合は、カートに乗せてお出かけするだけでもOKです。 ワンちゃん用カートをわざわざ買わなくても、キャンプなどに使用できる折りたたみのキャリーワゴンなどを活用されるのも良いと思います。ワンちゃんに使用しない時は荷物運びにも重宝します。
お散歩に連れ出すことで、ワンちゃんの飼い主さんもお友達の輪が広がり、悩みを相談しあえる良い機会になります。
写真は熊野神社というところ。逆光だったので携帯で撮影^^;
落ちていたイチョウの葉を集めてイチョウのブーケを作ってみました☆
当院のイメージカラーが、このイチョウの優しくて明るい黄色なので、あちこちでイチョウの葉が色づいているととても元気をもらえます。