11月15日、ワンちゃんの無添加おやつを作られているNatural Treats Wanmore!さんが、当院近くにある明石台9丁目の公民館でワンちゃんのためのクリスマスケーキ作りと題しましてお料理教室を開催されました♪
アレルギーや、食物不耐性など、日常で身近にある体のトラブル、栄養学を学んだ後に、先生が実演されケーキを作っていきます。
仕上がったスポンジは、もう『私がいただいても良いですか??!!』と言いたくなるくらいとても美味しそうな香りを漂わせていました(〃ω〃)
時間が経ってから撮影させていただいたの少ししぼんでしまったようですが、実際はもっとふんわりのスポンジです!
そしてデコレーション後がこちら。
ワンちゃんに使う食材や分量は、人間用ケーキよりもヘルシーで甘さ控えめなので、
ダイエット中の方(人間)だと、ワンちゃん用ケーキを参考に、自分用ケーキをアレンジされても良いかもしれませんね(o^^o)
かくいう私も、この間から首を痛め身動きが自由に効かなくなった影響から、自分の体に向き合う余裕がなくなり、食に対して意識することを怠って過ごしていましたら、あっという間に3キロ太ってしまいました・・・(いつも以上に手当たり次第食べやすいものを適当な時間に適当なだけ食べていました・・・)
この悲惨な結果からもわかるように、“ 食に向き合うという ”ことは、自分自身の体に向き合う。ということと同義ということがわかります。
以前、ワンちゃんのシャンプーをするときに「あれ?いつもと臭いが違うな・・」「皮膚の状態が違うな・・」と感じ聞いてみるとお食事を変えられていて、そのご飯にその子のアレルギー物質が含まれていた。ということもありました。食べ物は意外にも顕著に体に反映されるのです。
病気になった部分を治す。だけでは局所的な解決にしかならず、ベースがしっかりしていない分不安定であり、今後再び体を壊す可能性も高くなります。
毎日の食べ物、毎日のケア・・は『金額的に・・』『手間が・・』と躊躇される方もいらっしゃいますが、急に体調を崩し病院に連れていかなければいけない負担、かかる治療費のことを思うと、普段から〝予防〟としてケアしていく方が余裕をもって過ごしていくことができるはずです。
体重も、増えてから減らすのは精神的にもショックですし、減らすのも一苦労ですよね(´;ω;`)戻るのかな自分・・・泣
これが戻せるものならまだしも、取り返しのつかない病気だったら・・・・・・
今月当院で力を入れて行なっていたスケーリングも、歯周病が進行してからになりますと、ワンちゃんの全身の健康悪化だけでなく、人の方にも影響が及んでくることや、処置内容・リスクも多くなってしまうことを考えての呼びかけとなっていました。
今まで大丈夫だったから・・酷くなってからで良い・・ それはもう病気や状態に気づいていないだけで、実は後戻りできないところまできているかもしれません。(内臓も70%以上悪くならないと血液検査上の異常として反映されない部分があります。)
食事に力を入れるということも、予防医療に力を入れることも、できるだけ動物たちにとっての、飼い主さんにとっての色々な面での負担を少なくしてあげたいという思いからです。
Wanmore!さんの動物食に対する考えや、作られるおやつはその点でとても共感のもてるものです。
私は隣の公園で子供たちを遊ばせながらちょこちょこ出たり入ったりで撮影させていただいていたのですが、最後にいただいた資料を拝見し、『あ・・私も参加すればよかった』『私ももっと薬膳の勉強がしたい!!』と強く思いました。
またワンちゃんのお料理教室を開催されることがありましたら、たくさんの飼い主さんにも是非ご参加をオススメしたい内容でした\(//∇//)\