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2019.01.07

今日は七草

今日は1月7日、七草粥を食べる日ですね。

我が家もこの一年の無病息災を祈って、朝に七草粥を作り子供達に食べさせ登園させました。

七草粥に使われる材料として、〝セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロこれぞ七草〟と覚えたように、7つの野草を用いるものだと思っていたら、地方によってだいぶ違うそうで…

例えば雪深い東北地方では七草を摘めないので、ただのおかゆを炊いたり、干し柿や栗を入れた七草粥を食べる地域もあるそうです!

 

調べてみたら、青森県や秋田県では1月7日に行事を行う地域は少数で、その代わりに小正月(1月16日)にけの汁を食べるそうです。

けの汁というものは、ごぼう、人参、大根、ふき、ゼンマイ、細めの筍、こんにゃく、凍り豆腐、油揚げなどをダイス状に切ったものを味噌味で煮込んだものなのですが、青森市出身の私にとってはとても懐かしい郷土料理です😆 祖母がよく作ってくれた思い出があるのですが、たくさんの具材の旨みがたっぷり入っていてとても美味しい料理です。

 

さて、懐かしいワードが出てしまったために話が脱線してしまいましたが、この七草粥、ワンちゃんにおすそ分けしても大丈夫かな?と迷われている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

一般的な上記の七草は特に犬に与えていけない野草ではないため、ご家族に作った分をおすそ分けしても大丈夫です。

ただし、味付けとして塩気を強くしているものや、その他の具材を使用しているもの(例えばネギを入れて炊いたおかゆはもちろんダメ)、甲状腺に異常のあるワンちゃん・猫ちゃんには控えた方が無難でしょう。(アブラナ科の植物に含まれる成分で甲状腺に負担をかけてしまう心配がある場合)

また、どんな食べ物に対してもそうですが、アレルギーの有無がわからない初めて与えるものの時は、少量ずつからスタートすることが大切です。

カツオ出汁や鶏肉の茹で汁で炊いたおかゆだと、ワンちゃんも良い香り香りに誘われてよく食べてくれるかもしれません。炭水化物の取りすぎが心配であれば、ドロドロおかゆでなくても、ご飯入り七草スープのように、水分たっぷりめのものでもいいと思います。

お正月のイベントや、帰省の疲れが取れないまま今日から仕事始めという飼い主さんも多いと思いますが、どうぞお身体お大事に、まずは消化の良いもので内臓を休ませてあげてくださいね。