スタッフブログ

2021.07.29

壊れたコップは直らない

今回の記事は、動物病院と全く関係がない・・(でも繋がっている?)お話。

 

みなさんすでにお分かりの通り、写真を撮るのが趣味な私。

そんな私は先日お友達の写真撮影に協力させていただきまして、そのお写真がとあるサイトに掲載されているのでそのご紹介です。

今回撮影させていただいたのは、お友達がモデルを勤めるヨガウェアのご紹介用素材。

classmall withというサイトのお写真です。

 

撮影場所は、ワンちゃんのお散歩や、お子さんの遊び場所としても皆さんよく行かれるであろう七北田公園

6月下旬に撮影させていただいたのですが、この時期の朝方は緑が蒼々としていてとても美しいです。

 

湿気が多く、気温差のある時期は体の適応が気候変動に追いつかず自律神経が乱れて体調不良を起こしがち。これは動物も人も同じです。

お友達のmisaさん(インスタアカウントはyogaandme_misa)は、女性の体の不調を東洋医学的視点から相談に乗っていらっしゃるアドバイザーさんです。

 

体が悪くなってから、その悪くなった部分を手術や投薬により治すのが西洋医学。

一方東洋医学は、病気を未然に防ぐため、内側から体の不調を根本的に治します。

西洋医学は、短時間で悪くなった部分をピンポイントで治すことができ、

東洋医学の治療は時間がかかるものの、体に負担がかかりにくいというそれぞれの良さがあります。

 

しかし、悪くなってから治す。では、実は健康な状態に戻るまでに多くの負担と時間がかかってしまいます。

 

一例として、他院で『病気になったら取ればいい。避妊手術で取るのも子宮蓄膿症になってから取るのも一緒だから。』と当初避妊手術希望だったものの、そう言われたので摘出せずに高齢まで過ごしていた。という方がいらっしゃいました。(この一例は、他の病院の悪口でも、避妊手術しない方への批判でもないのでご理解くださいね💦)

実際のところ、手術の手技として“子宮を取る”というところは同じですが、細菌感染により体の免疫が落ち、高齢になった子の手術と、若く免疫が高い子の手術では、麻酔のリスクから、健康な状態に戻すまでの入院管理というのが異なりますし、体への負担、治療期間、費用の負担がグンと大きくなってしまいます。

 

日々の食べるもの、日常の過ごし方、健康を失わないようにそれらをどれだけ大切に守っていくかが、小さなようでとても大きな違いを生み出すということです。

昨日うちの子がガラスのコップを落として割ってしまいましたが(結婚祝いに大学の友達が贈ってくれたものだったのに泣)、どんなに強力な接着剤で、どんな素晴らしい修復技術を持つ職人にお願いしても、もう同じコップに戻ることはありません。

 

 

misaさんはそんな健康に対する価値観がとても共感できるのでお話ししていてとてもためになり、楽しい方です。

もしも人の方で体の不調に悩んでいる方がいらっしゃいましたらご相談してみても良いかと思います^^♪