昨日でオリンピックも終わりましたね。
オリンピックの中では個人的に男子体操がとても好きなのですが、今回は中継で一度も見ることなく終わりました・・
今回のオリンピックに関しては、開催そのものの是非から、観客動員の方向性まで色々な意見が飛び交いましたが、やはり開会式の様子をTVで見ていましたら、一個人としての“絶対こうであったほうがいい”という意見はもっているものの、
『本当だったら、あの向こうの観客席にたくさんの人の笑顔が溢れていたんだろうな・・』と、淋しくなってしまった会場を見て、複雑な思いが湧いてきました。
広い世界、たくさんの人が関わることに関しては、より“絶対正しい”という結果に行き着くことは本当に難しいことだと改めて感じます。
医療従事者側から見た“絶対正しい”こと、アスリートから見た“こうあって欲しい”という願い、生きていく先の長さからしてもその価値観はだいぶ違ってくるのではないかと思います。
もちろん私は、“日本人”として生まれて、日本に住んでいて、応援するのは“日本”でしたが、
他国の人がこの大変な状況下で努力することを諦めず練習を続けて、コロナウイルスからの感染にさらされることなくこの国にやってきて、無事競技ができたということは、その周りの家族や大会関係者の大変な支えがあったからであって、
それは勝ち負けの結果だけにスポットを当てて、日本が勝ったから喜ばしい。で終わらせるには惜しいストーリー性があるのではないかな。と、敗者の瞳に浮かんだ涙を見ても感動を覚える今回のオリンピックでありました。
さて、2021年オリンピックは競技数が33競技ありました。今回新たに追加されたサーフィン、空手、スポーツクライミング、スケートボードをニュースや中継でチラリと見たところ、ルールはわからないものの、とても見応えがあって面白いスポーツだなぁと思いました。
4年後、8年後、今後もまたオリンピックは開催されていくと思いますが、オリンピック競技の中では、動物と一緒に行う競技が馬術しかないので、今後新競技としてドックフリスビーなどが加わることがあったら面白いかもなぁ。なんて終わった余韻の中で想像を膨らませていました。
それでも、(国によりますが)犬の出入国手続きはなかなか大変なものがあるので(マイクロチップ・狂犬病の感染が無いことの証明・寄生虫感染がないことの証明等々・・)難しいかと思いますが、色々な国の人と動物とが同じスポーツに取り組んで競い合えるなんて、きっと最高に楽しいはずですよね。
と、最後にはどうしても動物関連の目線であれこれ考えてしまう私なのでした。