スタッフブログ

2022.04.08

新しい年度に

新学期がいよいよスタートしました!! 

3月中はバタバタしていて家のことが疎かになっていたので、新学期前に・・・と、ここ2日掃除や片付けに力を入れていたら子供スペースのあまりの汚さに驚愕している今日この頃の私です。

さて、気がつけば椿の花は朽ちて、梅の花が綻び、植物たちも春の装いに。

当院でも4月になり新しいスタッフが入社し、当院は久しぶりに賑やかな院内になっています。

新しいスタッフが多いので、いつもご来院されている患者様にも一からお話を聞くことがあるかもしれませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。

ところで、昨日まで我が家の子供たちは春休み期間だったため、院長が狂犬病の集合注射に行っている間、久しぶりに七北田公園を訪れましたらわんちゃん連れの方もたくさんいらっしゃいました。 桜が咲く頃にはきっともっと多くのお散歩風景が見られることでしょうね!

3月から既にダニをつけて来院されているワンちゃんがいらっしゃいますので、お散歩の際は十分注意してあげてください。

草の中に飛び込んでいかなくても、クンクン草むらの臭いを嗅いだりしたときにお顔につけてくる場合があります。

フィラリア予防は4月末からとお知らせしていますが、ダニ予防だけを早めにする方、通年予防されている方もいらっしゃいます。

人間も、暑くなってくると半袖や半ズボン、サンダルなど着用されることがあるかと思いますが、十分お気をつけくださいね。

ダニの感染症(重症熱性結晶板減少症)は、動物⇄人間間でも感染してしまいます。元気のない野良猫ちゃんを保護する際なども手袋を着用するなど配慮が必要です。

 

春は予防の季節でもあります。

狂犬病予防フィラリア・ノミ・マダニ予防をお忘れなく!!!

(病気などで狂犬病のワクチンを接種できない場合は狂犬病ワクチンの猶予証明を提出する必要があります。体調が悪くワクチンが接種できないワンちゃんは、かかりつけの動物病院さんで発行してもらってください。)

 

〜追記〜

この記事を書いた直後、アメリカの議事堂に出没したキツネから狂犬病ウイルス陽性反応との記事がアップされていました。既に何名かの議員さんが狐に噛まれたそうです。

狂犬病は犬だけでなく、全ての哺乳類に感染し、発症すると100%死亡してしまう恐ろしい病気です。

日本は世界でも稀な狂犬病清浄国なので、あまり危機感が高くない現状ですが、ひとたび海外に出ると、毎年多くの人が狂犬病により亡くなっています。発症前に暴露後ワクチンを接種すると死亡を防げますが、日本にはこのワクチンが十分にありません。また、認識も薄いため、気づいたときには既に遅いというのが現状です。

 

自分の命を守るためだけでなく、周りの人たちの命を守るために、わんちゃんを飼われている方はこの病気について知っていてほしいなと思っています。