花が亡くなって2ヶ月ほど過ぎた、とある8月の火曜日のお話です。(もう11月なのでかなり前のお話になってしまいました。)
火曜日は休診日ですが、休診日はいつも院外の用事に飛び回っている私たち。(だいたい子供たちの送り迎えと用事で1日が終わってしまう毎週の流れ。。)
この日も、いつもと変わらず銀行に行ったり、いろいろな事務の手続きのためあちこち出向いて過ごしていましたが、狂犬病の手続のためにアニパルさんを訪れた際、偶然同じタイミングで茶トラの子猫ちゃんが運び込まれました。
(※アニパルさんは動物の保護は行っていません。)
8月なので連日猛暑日。
保護された方にお伺いすると、母猫も近くにいない状態で、会社敷地内のブルーシートの下にうずくまっていたそうです。
3匹だった猫が2匹になり、寂しさを感じていた私たちは、そのままその子猫を迎入れる決断をしました。
まだ微妙に歯も生えておらず、生後2〜3週間なるかならないかくらいのようでした。
なのでこの日から授乳生活がスタート。
幸い、とても元気な子でシリンジ(注射の、針のない部分です。)でミルクを与えると、自分から吸って内筒が動くほどの強い吸引力。
そんなこんなで、生命力の強いこの子は順調にすくすく育ち・・・
あっという間にこんなに大きく育ちました。
今では先住猫のスンミやシハルとバトルを繰り広げています。(スンミは子猫のハッスルさにたまに嫌気も感じているようです。)
とても性格の良い子で、甘えっ子ちゃん。
名前は“穂垂(ほたる)”になりました。男の子です。
名前の由来は、実るほどに、頭を垂れる稲穂かな。という言葉の通り、この子を手にした時の『大切にしていこう』という初心を忘れずにいたいという気持ちと、
槇原敬之のFire fly(蛍)という曲にある『自分に生きる価値を見つけられないならば誰かの幸せの小さなきっかけになりたい。だから僕は生きていく』という歌詞の気持ちと(←マッキーファンの私は自分の子供の名前も槇原敬之の歌から名付けていますよ。)、
稲穂の色に似てるし、耳は垂れてるし。という見た目から、こちらの名前に決定することとなったのです。
穂垂の趣味はお風呂場の止水栓で遊ぶことです。
皆様よろしくお願いいたします。