お久しぶりです!
昨日から我が家の子供たちも夏休みが終わり、学校が再開しました。(今は夏休み明けが新学期とはならないんですよね。。未だに新学期制に慣れない私です。)まだまだ暑い日が続いているので、子供たちにはしつこいくらい水分補給を言い聞かせて送り出しました。
夕方になっても気温が下がり切らないので、わんちゃんたちのお散歩も夜遅くになっている方も多いのではないでしょうか?
アスファルトからの熱は、背の低い子供や動物たちにとっては我々大人が感じている以上に負担になってしまうので、ネッククーラーやボディクーラーなどを着用してお散歩に行くのもお勧めです。
今年は秋になってもこの暑さが続くという予想なので、熱中症対策は継続になりそうです。病院には、うるわん(※保水性の高いちゅ〜るタイプのおやつ)やわんちゃん用の甘糀もご用意しておりますのでご希望の方はスタッフまでお申し出ください。(甘糀は冷凍しております。使うときに解凍して再度冷凍保存すると長く保ちます^^)
さて、遅くになってしまいましたが、お盆期間中に行った獣医さん体験のご様子をアップしたいと思います!
今年も多くの方が獣医さん体験にご応募してくださり、とても嬉しかったです。
今回は、以前獣医さん体験に参加した経験のある子のご参加もありましたので、せっかくならば違った体験もさせてあげたいなぁと、例年の内容を一部変更して行いました。
こちらは恒例の聴診体験。
健康な心臓の音と、心疾患のある子の心臓の音。どんな違いがあるか体験してもらいます。
こちらはエコー体験。
小さな獣医さんはモデル動物の膀胱の中にどんな異常があるか真剣に探します。
院長の出した画像と、同じ画像を出せるかチャレンジして、見事同じく映し出せた子もいました!!
実際に普段診療に使われている検査機器を使っての体験。プローブ片手に真剣に画面を見る姿はまさに先生そのものです。
看護師さんのコーナーでは毎年人気の採血体験を行います。
わんちゃん・猫ちゃんの採血はどの血管を使って行うのか。どういうことに気をつけながら採血を行えばいいのか説明を受けてから体験に入ります。
血管を突き破らないように、針の角度やシリンジの内筒を引く加減にも気をつけながら1ml採血してもらいます。
《獣医さん体験 準備の裏話》
こちらの採血体験のモデルは私の渾身の作(笑) 血管に見立てたチューブはゴム製なので毎年購入しているのですが(時間が経つと劣化してしまうので)、訪れたホームセンターに置いてなかったり、いつものホームセンターではそのチューブだけがよりによってタイミング悪く売り切れていたり、あちこち探し歩き、今回は入手に手こずりました😅 納期はいつなのか、他にどこで売られているのか、早めに欲しい等々訴える私に、ホームセンターの店員さんも、「なんでこの人ゴムチューブこんなに必死に必要としているんだろう・・」と思ったかも?
看護師さんコーナーではこの他にも調剤体験が行われました。
これはかつて行ったことがある体験内容ですが、例年のプログラムではなかったので、リピートしてくれた子でも初めての体験になったかと思います。
錠剤を専用のハサミで割ったり、粉になるまで乳鉢ですり潰し、他のお薬と、水と混ぜて、液体のお薬を作っていきます。
液体のお薬がどういう子によく処方されるかのお話も説明がありました。
そして今回の獣医さん体験ではラジオ波メスの体験も行いました!
富谷市の美味しいお肉屋さんハチヤミートさんから仕入れた鳥ささみや豚ヒレ肉を使って、模擬手術体験。
子供達は真剣です!
ラジオ派メスは止血しながら組織を切開できる機器です。
肉の焼かれる焦げた臭いを「臭い〜!!」という子もいれば、「あ〜焼肉食べたくなってきた〜」という子もいたり感想はさまざまでした🤭
(↑スタッフも体験の様子を撮影。保護者のように付き添っていました^^)
今年は夏風邪が流行っていた影響もあり、出席できなかった方も複数いらっしゃいましたが、大きなトラブルもなく獣医さん体験を終えることができました。
色々な職業がある中で、人と動物の両方に関われる獣医師・動物看護師というお仕事。普段目にすることの少ないお仕事の裏側を体験して、何か感じることがあったら嬉しく思います。
できる限り毎年開催したいと考えておりますので、ご興味のある方はまたの機会にどうぞご参加ください🎶