スタッフブログ

2024.01.06

2024年が始まりましたが

あけましておめでとうございます。

当院も1月4日から診療がスタートいたしました。

今年は例年にないくらいの暖かさで、日下家は毎年混雑を避けて超早朝に神社にお参りに行くのですが、朝起きるのが辛くないくらいの気温だったため、睡眠時間2時間ほどでしたがいつもよりは無理なく起きることができました。

いつもは早朝でも比較的賑わっている神社なのですが、今年は気温暖かな朝にも関わらず人も少なく、

加えて病院の方でも例年1日の日は急患のお問い合わせを何件かいただくのですが、それも今年は少なく、静かで穏やかなお正月になるのかなぁと感じていたのですが、お泊まりの子のお世話をしていたところ緊急地震速報があり、思いもよらない大きな災害が石川県を中心に起こってしまいました。

ちょうどその頃私は外でわんちゃんをお散歩に連れて行っていたため揺れを感じなかったのですが、富谷市も少し揺れたようですね・・・。

 

新年を迎えて、ご家族で楽しく過ごしていたであろうところ、このような災害が起こってしまい、ニュースを見るたびに胸が痛くなってしまいます。 倒壊している建物も多いとのことで、避難所への移動を強いられている方も多いかと思いますが、そこで気がかりなのがわんちゃん猫ちゃんのご家族がいるご家庭のこと。

昔に比べ、犬も猫も家族という位置付けは浸透してきたように感じますが、それでもまだ受け入れてくれる避難所もだいぶ限られているのではないかと思います。一緒に避難できない場合はご親戚の方やお知り合いに預けて面倒を見てもらうという方も多くいらっしゃるかと思いますが、預ける子が持病持ちの場合や、預けている間に体調を崩してしまった場合はとても心配になりますよね。また、預ける方がいらっしゃらない場合は、危険と判りつつご自宅を離れられない。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

普段の予防接種寄生虫予防は、「普段はお外にそこまで出さないから・・」「お散歩はご近所を軽くまわるだけだから・・」とやらずにいてしまうと、いざ避難先・受け入れ先があったとしても、予防をしていない場合、受け入れてくれるところがより限られてしまいます。

また、急な環境の変化により免疫が下がってしまった場合は、予防できたはずの感染症に罹患してしまう可能性も出てきます。

人の方でも、慣れない環境と集団生活によりインフルエンザやその他の感染症に罹患し体調を崩されている方が多くいらっしゃるようです。

普段から感染症予防をしっかり行い、わんちゃん・猫ちゃんを含め、普段から飲み水・ご飯・常備薬・ケア用品・個人の情報のわかるものをひとまとめにして備えておくことを今一度ご家族で協力して(お母さん・お父さんだけでなく、ご家族みんなでやることが情報共有のために大切です)行っておくと良いでしょう。

 

わんちゃん・猫ちゃんの常備ご飯としては、日持ちがして水分も取れる缶詰などがおすすめです。ペットシーツ猫砂などは、人の防災に役立ちますし(簡易トイレや、小さいお子さんのおむつ替わりとして)、ペットシーツは動物を飼われていない方でも活用することができますので(例えば水漏れ時の吸水など)ご家庭に1パック余分にあっても無駄にならないかと思います。

余談ですが、ペットシーツに至っては、以前ベガルタの観戦に行った際にビールをこぼされている方がいらっしゃって、ティッシュでは吸い取りきれず、ペットシーツ1枚持ってたら良かったな・・・と思いました。かさばらないですし軽いので普段から1枚は持ってて損はないかと思います。

お子さんが体調不良になった際も、枕元に敷いておくと、吐いた際に吸水してくれて、嘔吐物も丸めてそのまま処理することができるので、洗濯や消毒の手間も減るかと思います。おむつ交換時の敷物としても使えますし、個人的にペットシーツは考案者を盛大に讃えたいくらい色んな場面で活用できる優れものだと思います。

1パックあると大きな枕やクッション代わりにもできるので、車に積み込んでおいても良いと思っています。

なかなか防災にしか使えないものだと、買い揃えるのに抵抗があるかもしれませんが、多用途に使えて、しかも腐らないものだと「あってもいいかな?」と思えて購入しやすい気がしませんか?

防災コーナーになくても意外に使えるペットシーツ。ぜひ防災グッズの1アイテムとして揃えてみてください。