1ヶ月以上前のお話なのですが、3月に2回ほど東京方面に行ってまいりました。
院長の兄弟子の主催する勉強会に参加するためや、我々の出身大学の研究室時代にお世話になった当時の教授の退官・当時の助教授の還暦のお祝い、同期やその他先生方と情報交換や交流のためでした。
我々が東京に行く頃はちょうど新幹線の連結が外れたり、強風のため運行中止になったりといった事態が相次いでいたため、余裕を持った時間で十分間に合うよう向かいました。
初日は、メインとなる目的の前に、せっかく東京方面に行くのだから!と、少し足を伸ばして、院長が新卒時代に修行を積んだ千葉県松戸にある日野動物病院を10年以上ぶりに訪れることにしました。
当時の日野院長と奥様はすでに他界されており、そのお二人の眠るお寺にお墓参りにも行ってきました。
お二人の亡き後の動物病院はテナントビルとして活用されることとなり、動物病院は数m離れた別な場所へ移り、以前から来ていた獣医師先生が継続して診療を引き継ぐこととなりました。
日野動物病院を辞めて早10年以上は経過しましたが、当時いた病院の猫さんも数名いらっしゃり、当時使っていた医療器具も未だに使われていたりと、懐かしさや当時の記憶・感覚が込み上げてきて目頭が熱くなってしまいました。
↓「10年以上ぶりに何しにきたん」の図?
新しく移設された病院では、看護師さん2名も継続してそのまま勤務されてているようでしたが、そのうち1名は訪問した日はお休みだったので残念ながらお会いすることが叶いませんでした。
すでに退職されたという看護師さん1名も、今でもたまに顔を出されるとのことで、またいつかのタイミングで今度お会いしたいなと思いました。
その日は獣医師先生1名と看護師1名体制で病院を回していたので、あまりゆっくりお話する余裕はありませんでしたが、最後に無理を言って病院前で記念写真を撮らせていただきました。
医院名は少し変わりましたが、ロゴ付きの看板は昔のものが飾られていました。院長が触れている看板がそれです。
当時の院長も奥様ももう2度と会うことはできませんが、こうしてかつて一緒に働いた仲間同士が未だに集まれるのも、院長・奥様が獣医療に対する強い志を培ってくださったおかげですし、思い出話としてお二人を話題にすることで、なんだか今でもそばに来てくれるような気がします。
再度の東京出張では、余裕をもったタイムスケジュールを組んだはずが、ほんの少し寄り道したせいで、結局時間ギリギリになってしまい、いつも通りのバタバタで会場に到着という事態^^;
会場にはすでに同期や後輩、先輩たちが到着しており、当時の教授や助教授と談笑していました。
10年以上の時が過ぎているため、みんなどのように変わっているだろうとドキドキしていましたが、当時の記憶のまま、あまり変わらない姿で、この日も懐かしさが溢れてきました。
そしてこの会場にいるすべての人が北里大学獣医学部獣医学科微生物学研究室だったということに(1名ほど違う人が紛れていましたが!←当時お世話になったからと懇願して参加させてもらったと言っていました。)不思議な感覚を持ちました。
我々の出身である微生物学研究室は、大学・学部創設の初期から存在する研究室であるため、幅広い年代の方がいらっしゃることに改めて歴史を感じました。
パーティ中は、主に先輩・後輩・同期と近況報告などをして過ごしましたが、我々と同じく動物病院をしている人、馬が好きで転職してからも馬関係の仕事をしている人、大手メーカーで働いている人、研究職をしている人とさまざまでした。
↓ちなみに真ん中の後輩は青森県八戸でご両親と共に動物病院をしている後輩です。(今では立派な獣医師先生なのに未だに名前に〝ちゃん〟付けで呼んじゃうよ。)
右は我々と同期で同じ研究班にいました!
同じ研究班でもパシャリ。(当時の教授にも掲載許可いただきました)
このように、3月は懐かしい人たちと久しぶりにたくさん会え、初めて昼からお酒を飲み、いつもと違う日常を過ごしてきました。
一部の人とはLINE交換もしてきましたが、当時はLINEさえなかったんですよね。。時代は変わったなぁとしみじみ感じました。