スタッフブログ

2018.10.04

うちの猫の話

ここ数日、私は子供の幼稚園行事で病院に行っていないため、患者さんのお写真撮れずだったので、今回は我が家の猫のお話を…。

 

うちにいる猫の1匹は、かつて私たちの大学時代、愛護団体の方が保護し、避妊させてから野に放つため、動物病院に連れていくよう頼まれた妊娠猫でした。

しかし、動物病院に行ってみると、お腹の子はまもなく生まれそうなくらい成長している。とのことだったため、うちで引き取り、出産させてから避妊し野良に戻すことにしたのです。(生まれた子供は里親へ)

この妊娠猫は数日後、7匹の子供を産みました。

出産までは、私たちに対してよそよそしく、『人なんて心を許すもんじゃない』みたいな、壁を作った態度でしたが、子供を産んでから、私たちも子猫に愛情をかけているのを知ってか知らずか、徐々に心を開いているのがわかる付き合いになってきました。

生まれた子猫は1匹はうちで引き取り、他は後輩や知り合いに引き取られ、無事巣立って行きました。

自宅出産させた保護動物は、この件の一年前に、保健所から引き取られた犬もいたのですが、これもまた出産前と出産後で心の開き方がだいぶ変わったなという印象をもちました。

“辛い時を共に乗り越えた”キズナが芽生えるのは異種間でもあるんだなと改めて感じました。

保護した時すでに何度も出産経験があり、5,6歳くらいじゃないか説が餌やりさんの中ではありましたが、それから早12年くらい経ちます。

餌やりさんの説が正しければ17歳くらいにはなりますが、内臓を調べてもどこも悪いところはなく、元気に過ごしています(^^)

人もそうかもしれませんが、巣立っていかない子供がいると、『まだまだ老いてはいられない!』と思うのでしょうか(笑)?

近年ご飯を無添加のもの(ブルーバッファローのご飯)にしたおかげか、さらに毛艶が良くなっている元野良猫です(*´-`)

↓これが息子猫。温室育ちです。