スタッフブログ

2022.04.08

新しい年度に

新学期がいよいよスタートしました!! 

3月中はバタバタしていて家のことが疎かになっていたので、新学期前に・・・と、ここ2日掃除や片付けに力を入れていたら子供スペースのあまりの汚さに驚愕している今日この頃の私です。

さて、気がつけば椿の花は朽ちて、梅の花が綻び、植物たちも春の装いに。

当院でも4月になり新しいスタッフが入社し、当院は久しぶりに賑やかな院内になっています。

新しいスタッフが多いので、いつもご来院されている患者様にも一からお話を聞くことがあるかもしれませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。

ところで、昨日まで我が家の子供たちは春休み期間だったため、院長が狂犬病の集合注射に行っている間、久しぶりに七北田公園を訪れましたらわんちゃん連れの方もたくさんいらっしゃいました。 桜が咲く頃にはきっともっと多くのお散歩風景が見られることでしょうね!

3月から既にダニをつけて来院されているワンちゃんがいらっしゃいますので、お散歩の際は十分注意してあげてください。

草の中に飛び込んでいかなくても、クンクン草むらの臭いを嗅いだりしたときにお顔につけてくる場合があります。

フィラリア予防は4月末からとお知らせしていますが、ダニ予防だけを早めにする方、通年予防されている方もいらっしゃいます。

人間も、暑くなってくると半袖や半ズボン、サンダルなど着用されることがあるかと思いますが、十分お気をつけくださいね。

ダニの感染症(重症熱性結晶板減少症)は、動物⇄人間間でも感染してしまいます。元気のない野良猫ちゃんを保護する際なども手袋を着用するなど配慮が必要です。

 

春は予防の季節でもあります。

狂犬病予防フィラリア・ノミ・マダニ予防をお忘れなく!!!

(病気などで狂犬病のワクチンを接種できない場合は狂犬病ワクチンの猶予証明を提出する必要があります。体調が悪くワクチンが接種できないワンちゃんは、かかりつけの動物病院さんで発行してもらってください。)

 

〜追記〜

この記事を書いた直後、アメリカの議事堂に出没したキツネから狂犬病ウイルス陽性反応との記事がアップされていました。既に何名かの議員さんが狐に噛まれたそうです。

狂犬病は犬だけでなく、全ての哺乳類に感染し、発症すると100%死亡してしまう恐ろしい病気です。

日本は世界でも稀な狂犬病清浄国なので、あまり危機感が高くない現状ですが、ひとたび海外に出ると、毎年多くの人が狂犬病により亡くなっています。発症前に暴露後ワクチンを接種すると死亡を防げますが、日本にはこのワクチンが十分にありません。また、認識も薄いため、気づいたときには既に遅いというのが現状です。

 

自分の命を守るためだけでなく、周りの人たちの命を守るために、わんちゃんを飼われている方はこの病気について知っていてほしいなと思っています。

 

2022.03.21

うちの子のための、オーダーメードフード♪

イベント情報には載せていましたが、オーダーメイドフードサービスを利用し、うちの子のためだけのフードが届きました!!(オーダーメイドフードについての簡単な説明はコチラ

HPイベント情報に書きましたが、このフードはうちの猫の体質や予測される病気についてレシピを打ち込み、この子のためだけのフードを作ってもらったもの。

パッケージもうちの子の名前が入った世界で1つだけのフード☆感が出ていておしゃれです♪

特典の電子スケーラーが付いてきます^^

どの大きさの子が注文しても、その子に必要な「1ヶ月分の量」が届くのがわかりやすくて魅力的。 化粧品もそうですが、これ1つでどれくらいもつんだろう?の疑問が無く、予算も取りやすいなと感じました。

大型犬だと、大袋で届くなら開封後の酸化が心配だな・・・と思っていましたが、量が多い子の場合は複数袋で届くそうです。これなら新鮮なものを食べられて安心。

うちの子はバリバリ喜びながら食べていました。他2匹の猫たちも、「なにその美味しそうなの!!!!!」と隙を狙ってお相伴に預かっていました。

特に、もう最近では食欲も無くなり寝てばかりいる超高齢猫の花さんも、美味しい美味しいと言いながら食べている始末・・・

生鰹節をわざわざ削り器で削って、削りたての美味しいところをあげようとしても「イラナイ・・・」というくらい弱っていた花がモリモリ食べているくらいですから、嗜好性はものすごく良いということだな。。とびっくりしました。(鰹節は花の大好物の1つなのですが)

 

健康面もそうですが、嗜好性が良いという点からもお試しする価値はあるかもしれません。(ちなみに初回返金保証有りのサービスなので気軽に始められます。)

 

イベント情報内にも書きましたが、もし始めてみたい方がいらっしゃいましたら、院内にある問診票にご記入いただきご提出ください。(電話番号は飼い主様の携帯番号をご記入ください。)

 

 

2022.03.14

光陰矢のごとし・・・

新年のご挨拶をしてから受験シーズンもあっという間に過ぎ(後期試験はまだ残っているのかな?)、もうこの時期になるとあちこちで卒業式。袴姿で歩いている方を度々お見かけします。

あと1ヶ月も経たないうちに桜が咲いて、入学・進級シーズンもすぐそこですね。

 

さて当院にも、もうすぐ今年専門学校を卒業してくる新しい看護スタッフが2名と、トリマーさんが1名入社予定です。 この調整のため、今月いっぱいは木曜午前の診療を予約制とさせていただきます!ご不便をおかけ致しますがよろしくお願いいたします。(診療カレンダーはコチラ

 

ブログ更新が滞っている最中、健康診断キャンペーンは予定通り始まり、

大好評(?)のヘタウマファイル(別名:画伯ファイル)は規定数量に達しました! その他のノベルティはまだまだ在庫がございますのでご安心ください☆今年もフィラリアのお薬特典のお散歩バックは可愛いデザインになっていますよ♪

猫ちゃんのノミダニフィラリア予防も、可愛いラバーブラシが付くお薬があります^^(←これは数量限定かな?)

健康診断キャンペーン前にはJリーグ・WEリーグも開幕しましたが、未だスタジアムには行けていません・・。

今年もくさか動物病院はベガルタ仙台・マイナビ仙台をスポンサーとして応援させていただいておりますので、スタジアムに足を運ばれた際はぜひ当院の名前を探してみてくださいね。

さらに今年は両チームのトップチーム選手プロフィール(ベガルタ仙台マイナビ仙台レディース)が読んでて面白いです。

選手のことがよくわかると試合もより一層楽しくみられるはずです^^

 

プロフィールを読んでいると、サッカー選手は犬好きな人が多いような?  犬は群れで行動、猫は単独行動を好むということとリンクしているのか、チームワークが大切な団体競技のスポーツ選手は、もしかしたら犬派が多いんじゃないかと勝手に想像しています。 何か個人種目と団体競技で動物好きの傾向に優位差があるか興味本位で調べてみたいものです。

2022.02.18

猫の手も借りてお知らせ

2月ももう半ば過ぎ・・

我が家は3月に向けて先日お雛様を出しました! お雛様を片付けた後は新学期の準備。。新学期を迎えたと思ったら今度は兜を出し・・・ なかなか春も年末と同じくらい忙しくなりますね。

忙しいと時間が経つのはあっという間で、予定を決めておかないとついつい何でも後回しにして、最終的に忘れてしまいそうになります・・・

というわけで!

少し早いのですがお知らせです!!!

詳しくは明日、H Pキャンペーン情報にアップされます☆

ご予約はお電話またはLINEから。(料金のお問い合わせはお電話からのみとなります。)

さらにコロナ禍ということもあり、この春の健康診断キャンペーン期間中は、健康診断でご予約の方を優先でお呼びいたしますので、診療の順番が前後することがございます。

※急患等の場合はこの限りではございません。

 

院長も先日健康診断、ではありませんが、異常が見つかった部分の1年後健診を受けてきました。 “元気があれば何でもできる!!”という猪木さんの言葉の通り、人も動物も健康が何より大切。

健康診断は、体の異常を見つける目的のほか、健康な状態で個々の正常値というものがどれくらいの値なのか、前回と比べてどう推移しているのかを知るという目的もあります。

 

年に一度の大きいお得なキャンペーンですので、ぜひご利用ください。 普段お会いすることが少ない健康優良児の子たちのご来院も楽しみにしています^^♪

 

 

〜おまけ〜

健康診断キャンペーンの告知に使おうと思い、またまた我が家の猫たちを出動させ、写真撮影に臨みましたが、今日はどうもみんな気持ちがバラバラで、撮影が思うように進みませんでした💧

2人いい顔!と思うと1人どっか別なとこ見てるし・・・

スタッフにも協力してもらって、カシャカシャ音など鳴らしてもらってるのに全然関係ない方に興味もっちゃうし・・・

あーもう、『勘弁してくれよ』っていう心の声が滲み出ちゃってるし・・・

終いにはスタッフ3人動員しましたからね!!!

花さん(真ん中の)は、歳のせいで関節が痛いからちゃんと立ってられなくて、スタッフに支えてもらって、「イッセーの」でシャッター切るわけですが、もう猫の“面白くない”顔まではどうにもできず。。。

今日はなかなか苦戦した撮影会でした😂

多分この時、猫たちはみんな私の悪口を言っていたと思います。

ほら。耳打ちしてるでしょ。 

ワンちゃんも心が顔に出がちですが、猫もそれなりに心の内が隠しきれないということがよくわかります。

 

一応3月から、複数名看護師スタッフが新しく くさか動物病院に入社予定ですので、春は新体制でみなさんのことをお待ちしております! お楽しみに♪

 

2022.02.03

鬼は外!!!

みなさんこんにちは!!

日下家の猫3人組だよ!(青鬼:しはる、赤鬼:はな、ピンク鬼:すずみ←普段スンミと呼ばれている。

どうしてこんな格好しているかって?? そりゃ、今日が節分だからさ!

うちのお母ちゃん(野華Vet)が言ってたけど、この節分=立春で季節が変わる時期は「体調不良に注意」だってさ!!!!!

昔は災厄・疫病を鬼に喩えたんだよね。

うちのお母ちゃんも、今年が厄年最後だからって、この間厄払いに行ってたなぁ。。

 

みんなも、「気をつけなはれや!!」

そうそう、体調って言えば、お母ちゃんは、今一生懸命、春の健康診断のお知らせの準備をしているよ!!

もうそんな時期になってきたんだね・・・・・

この間フィラリア予防がようやく終わったと思っていたのにね。。

今年も頑張ってお得に健康診断が受けてもらえるよう調整しているみたいだから、みんな2月下旬のキャンペーンのお知らせを楽しみにしていてね!

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てかなんで撮影終わって2人撤収した後もアタシだけこれ付けてんの・・・

2022.01.12

変わらない家族。

可愛いお写真をインスタばかりに投稿しているのも勿体無いので・・・

たまにブログにもアップしたいと思います。

 

年始も可愛いボストンファミリーさんがご来院して下さいました☆

家族の太陽のお母さんボストンさんのこの笑顔(o^^o) 元気が出ます!!!!!

 

さて。ご来院してまずトップバッターの診察はお兄ちゃんボストンさんだったのですが、診察室内で待機していた妹ちゃんボストンさんは、診察台の上が気になって仕方がない様子。。。

お得意の瞬発力で、診察台に乗ろうと試みていました。

お兄ちゃんはこれからされることにドキドキで、そんな妹に注意を払っている余裕もありません。

妹ちゃんは、ジャンプしたことを飼い主さんに「ダメなんだよ。」とたしなめられていました😅

注意されてお話を聞いている姿が可愛らしい・・・・・・

 

お兄ちゃんは、足裏バリカンをされているだけなのに、断末魔が聞こえてきそうな表情をしています。。。(実際叫ぶことはありませんでしたが)

 

呼吸を整えて、仕上げの肛門腺絞りに挑みます。 お兄ちゃん。息を呑んで集中しております。

そんな様子を、「ジャンプだめよ。」と注意された妹ちゃんは、飼い主さんの腕の中で眺めていました。

お兄ちゃんが終わった後、お次は妹ちゃんの番です。

妹ちゃん。余裕の表情。可愛く撮ってもらえるようにアピールです。

 

3番目はお母さん。

「爪切りなんて余裕ヨォ〜〜〜〜〜?」

「おほほほほ・・・」と笑い声も聞こえてきそうなマダムな表情です。

そして最後はボストンテリア界の里見浩太朗と私が勝手に呼んでいる、ボストンお父さん。

「・・・・・なんとなく、ノルマがあることはわかっております。」

 

「あ〜〜ほんとイヤ。この時間。。」

意識を宇宙に飛ばすお父さんの表情は毎回恒例となっています。

旦那さんが診察している間、暇を持て余したお母さんは、院内を冒険したくてたまらない様子。

「あそこも気になるし、あそこもチェックしなきゃだわ。 あ〜〜〜気になってしょうがないわ!!」というので、この後少しの時間、院内を散策しました。

しっかり処置室、オペ室、第二診察室、納戸、受付とチェックして廻りましたよ。

そんなこんなで、2022年も可愛いボストンテリアさんは全員キャラクターが健在でした♪

2022.01.09

リカちゃん 動物病院

さて。インスタでは既にご紹介済みですが。。

昨年のクリスマスが終わってすぐに、お友達に「こんなのがあるよ! 我が家ではクリスマスプレゼントで買ったよ!」という報告を受けて知ったわんにゃんレントゲン リカちゃん動物病院

年末訪れたヤマダ電機で偶然売っていたので、早速購入してみました。(ちなみに南吉成店です)

我が家では臨時の年始休診・定休日ともにお仕事の予定だったので、子供たちにはせめて室内で遊べるもので満足してもらう必要があります^^;

今まで娘はリカちゃんシリーズを持っていなかったのですが、これがリカちゃん初デビューとなりました。

(※こちらの商品にはリカちゃんは付属しておりません。 なので正式にはデビューしていないかもしれません。)

わんにゃんレントゲンというだけあって、レントゲンの写真が3枚ほど入っており、機械に挿入することができます。

しかし、なぜかレントゲンの機械は“レントゲン”というよりCT・MRIみたいな風貌・・・。

 

このほかにもお薬を調合するような台があったり、入院室やシャンプーするところもありました。

パーツはなかなか細かめなので、ピンセットもついています。

ミキサーのようなお薬調合機に入れると、下の引き出しにまとめて落ちてきます。

獣医さんであるパパに直々にレクチャーしてもらえて娘も嬉しそうでした!

こちらの動物病院には、犬猫だけでなく、うさぎさんやハムスターさんの患者さんもついてきています。 ワンちゃんは柴犬・トイプードルなどのメジャーな品種ですが、猫ちゃんはラグドールなどマイナーな品種となっています。

 

エリザベスカラーをして包帯ぐるぐる巻きにされている重症な柴犬さんもいますので、なかなか気合を入れて働かなければならない動物病院ですね!!!

 

ちなみに。。。

リカちゃん動物病院をしている周りでは、お泊まり中の猫さんが自由に遊んでいるのでした。

どうでしょう。リカちゃん動物病院を動物病院内で遊ぶなんて。。

 

クリスマス・お正月は終わってしまいましたが、将来獣医さん・動物看護師さんを目指したい小さい子におすすめのおもちゃでした。

(パーツが細かいので、動物を飼われているお家では誤飲に注意です💦  ←細かいパーツは我が家では使い捨て投薬瓶に保存してみました。)

それでも、本物のワンちゃん・猫ちゃんには敵いませんけどね(o^^o)♡

2022.01.06

年始のお友達たち

明けましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします😊

大晦日・元旦の日は雪がたくさん降りましたね😱  当院には遠くから通っているスタッフが約2名いるので、ちょうどお休みの日でよかったなぁと思いました! 

みなさんもお家で過ごされた方が多かったでしょうか?

それともわんちゃんを飼われている方はむしろ雪遊びにお出かけしたでしょうか??

 

またオミクロン株という、感染しやすいコロナウイルス株が増えてきていますが、この2年間の中ではだいぶ“不安感”も落ち着いてきたような雰囲気の年末年始だったような気がします。(ペットホテルのお問い合わせも以前のように戻りつつありました。)

 

さて、例年通り当院も1月1日〜1月3日まで臨時休診・1月4日(火)は定休日だったので、今年病院は4連休となりました。(スタッフの中にはちょうど毎週のお休みと続いて5連休になった子もいました。)

 

診療がお休みだったので、お泊まり中の子たちは診察室などでフリータイムを取りました。

お写真、年末のものも混ざっていますが、、

猫さんも広めのワンちゃん用診察室を探検です。

お預けされてすぐはちょっと警戒気味でしたが、診察室で遊んだのがとっても楽しかったのか、すぐに打ち解けスリスリ。フレンドリーハローをしまくりだった猫さん。

一人で遊ぶよりも、撫でて欲しくて離れて撮影しようと思ってもすぐ至近距離に!

とっても近いです!!!

 

こちらの猫さんも、お泊まり後半から緊張がほぐれてお部屋の外で遊ぶように。

こちらも甘えたいオーラ出ています。

 

流石に雪がひどい時は院内散歩でしたが、雪が止んだタイミングでお散歩に行くととっても喜ぶわんちゃんたち。

「犬はよろこび庭かけ回る」の歌が脳内に流れるくらい、まさにそんな情景のお散歩をすることも多かったです。

インスタのストーリーでも載せましたが、医療モール内の駐車場は誰1人いなかったので、猛ダッシュで駆け回ることができました。

こちらのチワワさんも、お薬タイムの時はあからさまに嫌なお顔をするのに、お散歩グッズを見せると、パッと笑顔になるほどお散歩大好きな子。

「わーい♪」のお顔がわかるでしょうか?

こんな感じで、私たちはお正月中可愛い子たちと過ごしていました♪

今年も皆様にとって楽しく幸せな1年になりますように!!!

 

※昨年末応募していたお年玉抽選会の動画はもうじきアップ予定です!! あとは確認作業してから公開しますので今しばらくお待ちください♪

抽選結果はホームページのイベント情報に更新されます!

 

2021.12.26

あわてんぼうの・・・

クリスマス前に書いていたブログ、もう書き終わる前にクリスマスが過ぎてしまったので結局ボツにしました^^; 時間過ぎるの早過ぎてついていけません・・・笑

 

なので今日は、クリスマス当日(昨日)に起こった私の個人的ハプニングを投稿したいと思います。(完全にプライベートな話題です😂)

 

昨日のクリスマス当日は、午前中からすでに冬休みに突入した我が子たちと一緒に車で行動したのですが

お昼くらいに一度病院に立ち寄り、必要なものを取ってから目的地に行こうとしていたので、エンジンをかけた状態で子供たちを待たせ、病院で用事を済ませて再び車に乗り込み、また別な目的地へ出発しました。

 

再度車に乗り込んだ時に、『車のキーが見当たりません』という表記が出たのですが、以前にもキーがあるにも関わらずそのような表示が出たこともあったため、「またか・・・しょうがないな。。キーの電波不良?? もーー。車屋さんに連絡しなきゃだな」くらいの気持ちで、急いでいたため運転を続けました。(ちなみに車のキーはスマートキータイプです。持ってるだけでエンジンかかるのでいつも鞄に入れっぱなしです。)

 

さて、目的地に到着し、荷物と共に財布を持って行こうとして初めて気が付いたのです。

 

ーーーーー!!!本当にキーがない!!!!!ーーーーー

 

荷物が多過ぎて、自分の鞄がないことに気づいていなかったのです。(病院に立ち寄った際、置いてきたんですね;;)

慌てて病院へ戻ろうとしてもエンジンを切ってしまった後なので、まぁ、車が動くはずもありません。

 

 ・・・終わった・・・

 

途方に暮れるとはこのことです。

 

この寒い中、子供3人も連れ、財布もない、車を動かすこともできない。。

 

慌てて院長に連絡しましたが、「診察がまだ終わってないし、昼オペもあるから2時間はかかる。時間潰して待ってて。」とのこと。

 

絶望でした😂

 

時間を潰すにも、この無一文の中、何もできず。

 

仕方がないので半分の目的だけ達成させて(お店の人へ差し入れ)、車で今後どうするか考えよ・・・😹と思っていたところ、2階から降りてきたお店の店員さんがその話を聞いて、車で病院まで送ってくれたのです・・・。

 

安易に口にしてもバチが当たるかもしれませんが、“主の恵み”かと思いました。。

 

店員さんに往復で送ってもらい、無事目的を全て果たせ、自分の車を運転して帰宅することができました。。。

 

外は寒いけれど、この人の心の温かさ・・・・・

 

胸いっぱいのクリスマスとなりました。

 

「来年も、良くしてくださった方への感謝を忘れず、私もたくさんの人に同じように優しくしてあげよう!」と決意を新たにできた1事件でした。

 

そして、スマートキーをもってる人に、こういうことも起こり得るよ。と教えてあげようと決意した一件でした。

それにしても、ひと気のないところや道路の真ん中とかでエンジン切れなくてよかった・・・。そして携帯だけでも鞄から出して持ってて良かったと思いました。。

 

みなさん、こんなこと、滅多に起こらないかと思いますが、エンジンかけたままで乗り降りすると、キーを置いてきても車が動くことがあるので、気をつけてください。。エンジン切った後身動き取れなくなります。

 

以上、サンタさんよりもあわてんぼうの、私のお話でした。

 

2021.12.18

共感疲労とともに生きる

コンパニオンアニマル獣医師のための世界的ジャーナル誌を読んでいて(←なんかものすごい雑誌のように聞こえますが、薄くて読みやすい雑誌です)、「共感疲労」について書かれたものがあったので、今回はそちらの話題をしたいと思います。

 

読んだのは結構前なんですが、筆が遅いので結局アップするのが遅くなりました。

 

まず「共感疲労」ってどんな疲れ?? 相手の話に『うんうん』と頷いていることに疲れてしまうこと? と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この「共感疲労」というものは、相手の想いに強く共感し、当事者でないにも関わらず心を動かされ、同情することにより自身の心にも負荷を負ってしまう、いわば“思いやりの代償”として受ける心の傷のことです。

 

共感疲労は、獣医師をはじめ、介護者や医療従事者などの職業に就く方にリスクが高いと言われていて、

深い思いやりをもつほどに、助けようとする相手の苦しみに心が埋め尽くされ、緊張が極度に達してしまうために受けてしまう心的外傷のようです。

 

動物病院という場所は、飼い始めてすぐの、子犬子猫を迎えた喜びを共感することもあれば、虐待を受けた動物の治療をすることも、飼い主さんと長年連れ添ったであろう動物の最期を一緒に看取ることもあるという、1日のうちにも喜怒哀楽の感情が忙しく入り乱れる、まるで心のジェットコースターに乗っているかのような場所であります。

 

 

動物病院の繁忙期というのは、一般的に春と言われています。

確かに春の健康診断やフィラリア予防の開始、狂犬病ワクチン時期、新生活スタートとともに動物を迎い入れる人も増えるため、確かにご来院数は多い季節になり、予想される実質的な負担は春の方があるのかな?と思いがちです。

しかし、実際過ごしてみると毎年秋〜冬の季節の方が重い症状でご来院される方も多くなるため、1年の後半時期の方が『今日もようやく乗り切った・・・』と感じることが多くなるような気がします。

これが「共感疲労」を感じて過ごしている結果なのかもしれません。

 

共感疲労はリスクの高い職業に就く者にとっては完全に排除することができない仕事の副産物であるため、受け入れながら上手に管理していくしかないものです。

 

“疲労”とつけられてしまうと、要介護者さんや患者さん、患畜さんご家族の方が『負担をかけてしまった』『迷惑をかけてしまった』という、罪の気持ちを感じてしまう人もいるのでは?と思うため、私としてはすんなり溶け込んでこなかった言葉ではあるのですが、むしろこの「共感疲労」は大切な心の代償であり、管理さえ間違えなければ“幸せな副産物”にもなり得るものなのではないかなと思えるのです。

 

リスクが高いと言われる職業に就いていなくても、普段の生活の中でさえ共感疲労は存在するはずで、例えば自分の大切な家族が苦しんでいる様をみれば自分も同じく苦しいと感じ、ニュースで凄惨な事件・事故が報道されれば心がギューっとなり、

そんな、自身が受けたわけでもない悲しみに対して同じく辛いと感じることができるのは、きっと相手にも幸せになってほしい・知らない人であっても幸せにいてほしいと思える心をもっているからのはずです。仮に相手の幸せを願う心がなくなってしまったら、きっと世の中は自分本位の身勝手な擦れた付き合いで溢れてしまって、彩りのない毎日になってしまうでしょう。

 

動物に対して、家族に対して、関わるすべての人に対して(共感疲労=)同じく落ち込んでしまって、『自分が気をしっかり持たなければいけないのに・・』『同じく悲しんでいられない』『こんな心の弱いワタシでごめんね』と思う必要はなく、思ってしまったとしてもそれもまた大切にできる感情だと許してあげて、こんなにも心尽くして思える人・動物と出会えたことは最高に幸せなことなんだ。感じながら心をケアすることが必要なのだと思います。

 

ジャーナル誌には“ラストまでこの職業を続けるのならLASTが必要”と書かれていました。

LASTというのは、Listen、Accept、Seek、Testの略称で、

 

Listen:耳を傾ける

Accept:受け入れる

Seek:模索する

Test:試みる

 

の4つの過程になります。

 

▷自分が今どういうふうに感じているのか、心に蓋をせず自分の心に耳を傾け(Listen)、悲しみや苦しみを誤魔化さず受け入れる(Accept)。そして泣きたい時には泣き、叫びたい時は叫ぶ(Seek)、最後は誰かにこの想いを打ち明けたり感情を解放する試みをする(Test)。

 

このLASTは共感疲労の管理に対してだけでなく、色々なことに使える打開策のはずです。

色々な方が1年間を振り返ってみて困難なことがたくさんあったと感じていることでしょう。

医療従事者の方だけでなく、色々な職業の人・家庭のために尽くして頑張ってきた人が「今年もあと少し!」と、最後の力を振り絞って奮闘していることでしょう。(年末年始もお休みのない方も多いですが)

もしくは、もっと尽くしてあげたかった・もっと頑張りたかったのに頑張りきれなかった・・。と自分を責めてしまっている人もいるのではないでしょうか。

 

自分一人のことだけを考えていない人ほど心の疲労や負担は大きいものです。でもそれは同時に、自分自身に大切な人・守りたいものがたくさんある証拠です。

 

心が重くなってしまった時は是非、自分に正直に!自身を救済するために! 極限の状態になる前に、LAST”を試してみてください。

 

 

最後のお写真は、最近お迎えしてきてるマジカルブーケたち。

嬉しいことに対しても、もちろん利用していますが、ショックなことがあった時、亡くなった子たちがいる時など頻繁に訪れるようにしているのがお花屋さん(虹の丘のフラワーどさん)。

自分の悲しみを可視化して、なおかつビタミンF(Flowerが心のストレスを癒すという力)ももらえます!

私の実践しているT(Test)は、お花屋さんに行って、店員さんとお話ししてお花をお迎えしてくることかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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