フレブルパグさんFamily
無事フレブル×パグさんのベビちゃんたちの新しい飼い主様が決まりましたが、まだお迎えまでおうちにいる子もいるため、3回目のワクチンをしに、先日再びベビちゃんたちがいらっしゃいました。
今回はパパさんママさんご夫婦で連れてこられましたよ♪
お父さんにそっくりなベビちゃん。お耳だけ絶妙にミックスされた形をしていますね(^^)
↓こちらは一番はじめに生まれた、一番体格がしっかりしていたベビさん。変わらず一番体が大人びています。もう少しでパパママさんと変わらなくなってくるかもしれません。
キャリーの中はかなり密です。 ベビたちの元気が良すぎてほぼ写真はブレてしまいます(*⁰▿⁰*)
待ち姿もかなり貫禄が出てきました(笑)
この肘の置き方は大人顔負けです!!
待っている間はベビたちのパパへの愛が炸裂しており、パパ〜パパ〜パパパパパパ〜〜〜〜〜〜〜と甘えるベビたちをパパは優しく受け止めていました。
ベビたちの処置の後はママさん・パパさんの診察も。
ママさん、『さ、早く診察してちょうだいっ』なお顔?
↓パパさんは『俺、子供たちの診察だけって聞いてたんだけどなぁ・・・』なお顔でしょうか(笑)
無事ファミリー全員の診察が終わり、元気に帰られていきました。
ベビたちに次に会えるのは・・いつになるかな?
お口の中は。。
もっと早くに、11月に行なったスケーリングのお話などを書きたかったのですが、あっという間に12月9日となっており驚愕しております。
12月は師走と言われますが、お坊さんだけでなく、仕事納め・新年を迎えるにあたってのため色々な人が多忙な日々を過ごされることと思います。当院は12月31日まで通常通り診療しておりますが、31日の大晦日は木曜日のため、午前までの診療となります。
年末年始は薬・ごはんを取り扱う業者さんが長期お休みに入られてしまうため、飼い主様のみなさまには、おうちにあるお薬・ごはん・サプリメント等の在庫のご確認をお願いしておりました! 年末年始に足りなくなりそうな場合は中旬頃までにご連絡をお願いいたします(^^)
さて、アップしたかった歯のお話。
(最後あたりに、重度に歯石の付着したワンちゃんの歯の画像がアップされていますので、苦手な方はご注意ください。)
11月にはスケーリングキャンペーンを行い、業者さんにもご協力いただき、多くの方に歯の健康の大切さをご理解していただけたと思っております。(動画は11月中頃のLINEご登録者様限定情報内にアップしています)
ワンちゃんの歯の健康は、その子の口腔内だけでなく、全身へ・そして同居家族様の身体にも影響を及ぼすものです。
歯垢は2〜3日すると歯石になってしまうため、日々のメンテナンスが大変重要なのですが、毎日のお仕事・子育て・家事・介護などで慌ただしく過ごされている飼い主さんは、歯磨きまで手が回らない・・・ということも想像に難くありません。
歯磨きをすることが難しい場合は、飲み水に入れるだけのケア用品もありますので、飼い主様のライフスタイルなどを踏まえお気軽にご相談いただければと思います。
ここで、スケーリングを行ったワンちゃんの1例をご紹介したいと思います。(こちらのお写真は看護師スタッフが撮影してくれました)
まずは右側ビフォー。
そして右側アフターです。
さらに左側ビフォーも。
左側アフター。
両側、歯石が綺麗に取り除かれ、白くてピカピカな歯に生まれ変わりました。
しかし、この写真で見える部分の歯石が無くなったことよりも、歯周ポケットにまで入り込んだ、写真には写らない歯石・歯垢などの汚れも取り除かれたことがスケーリング処置を行う重要なポイントなのです。(LINEご登録者様限定情報の良い歯の日の動画を見てくださった方はよくご存知かと思いますが、真に悪さをするものは、歯周ポケットの酸素の届かないところで繁殖する嫌気性菌だからです!)
飼い主様がスケーリングを躊躇してしまう理由として大きなものとしては、やはり麻酔のリスクかと思います。実際に、無麻酔でスケーリングや歯石除去ができないかというご相談もあります。
しかし、この歯周ポケットに入り込んだ汚れまで綺麗に取り除かなければ意味がないことを考えると、麻酔をかけることは必須になってしまうかと思います。
さらに、人間でさえあの歯医者さんのウィイーーーーイン!!という音が恐怖に感じる人が多いのに、何もわからず病院に連れてこられたワンちゃん・猫ちゃんが果たして耐えられるか?と想像すると、きっと精神的にかなりの負担とトラウマを与えてしまうと考えます。
私自身、自律神経がおかしくなり一時期唾液がほとんど出なくなったせいで?虫歯が多発し、お隣のアイビー歯科クリニックさんに一時期お世話になっていたのですが、アイビーの院長先生が丁寧に診てくれ、痛みのないように処置してくれていても、処置中は心の中では恐怖で慄いていました(笑)
頭でしっかり理解し、自分の意思で治療に向かっている大の大人でさえこの恐怖です(笑)!!!
ワンちゃん・猫ちゃんのことを考えたら、意識のない状態で、すっかり一度で綺麗にしてあげたほうが負担が少ないのではないかと思います。確かに麻酔のリスクというのは、血液検査状で計り知れない部分もあるため、不安に思う気持ちもわかります。動物たちが高齢になる程、免疫力や唾液量が少なくなることで歯周病は増えていきますが、同時に麻酔のリスクも一定数上がることとなります。このため、早いうちに、全身状態が麻酔に耐えられるうちに処置してあげることがポイントとなります。
虫歯ならぬ、知らぬ間に歯周病菌は体を蝕(むしば)んでいっているため、体が悲鳴をあげないからといって大丈夫ということにはならないからです。
こちらは重度の歯周病のワンちゃんの歯石のついた犬歯と臼歯になります。(↓)
こちらのワンちゃんは、何もしなくても口腔内で膿が流れ出てしまうほど歯周病が進行し、全身麻酔もリスクがとても高いくらいだったこと、歯肉も基盤が溶けるほどだったため、そのまま鉗子で抜き取った一例です。
重度の歯周病を罹患しているワンちゃんの口腔内には、かなりの細菌と原虫が存在しているため、飼い主とのスキンシップでも注意が必要となります。
少しわかりづらいかもしれませんが、今回顕微鏡で撮影したものをお見せしたく、院長にプレパラートを作ってもらいました。
中央からやや下に、もこもこと動いているものがトリコモナスという原虫、画面右側に細長くウネウネしているものがスピロヘータという螺旋状の形をした菌になります。(もしどれがどれかわからないというときは御来院の際、院長に聞いてみてくださいね!)
ワンちゃん自身の健康はもちろん、人の健康を守るためにも、歯の健康維持は大切なんだよ!とわかっていただけたら嬉しいです。
みんな新しいご家庭に・・・
先日また新しい飼い主さん候補の方とベビーたちのお見合いがありました。院内ポスターやインスタでベビーたちのお写真を見てくださった方が次々ご連絡をくださったのです。
『なんか朝早くから連れてこられたと思ったら、ココ、こないだお注射したところだよねぇ・・・?』
と言わんばかりの、ドキドキざわざわの子犬さん。(↓)
しっかりクジラの目をして不安を露わにしている黄色くん(笑)
でも、ドキドキ不安はあるものの、好奇心も押し寄せてくるので、少しするとクンクンしたくてちょっとだけ匍匐前進で出てきます。
『この人たちはこわいことする人じゃないのかなぁ??』 付き添いで一緒に来てくださった方の臭いもしっかりチェックです^^
『あ、この人たちは優しい人だ!!』
心を読み取ったのか、臭いを嗅いで安心したようで、まじまじとお顔を見てくれるように。
『いい人だってことがわかったよ!!』
疑念が確信に変わったお顔です(╹◡╹)
この黄色の子の新しい飼い主さんも、しっかりとベビーのことを考えてくださる方で、飼い主さん側のお仕事の状況などを踏まえ、お迎え日はもう少ししてからと言うことになりました。
そして黄色の子のお見合いの後に青の子も再びお見合いです^^(前回のブログで、水色が決まったと記載してしまいましたが、緑の子の間違いでした💦)
キャリーの中にいるときはガクブルガクブルしていて、なかなか出てこなかったのですが、実は尻尾はすでにプリプリ振っていたみたい( ̄▽ ̄)
新しい飼い主さんに抱っこされた途端、ぴっとり体を密着させて安定していた青ベビちゃん。まるで、『もう離さないでね?』と言っているかのように甘えており、とても可愛かったです。
きっとぬくもりや鼓動で、その人の優しさが伝わるんでしょうね。。
と言うことで、無事6匹のフレブル×パグさんのベビーたちは新しいご家族が決まりました!(もう1件お問い合わせがあったのですが、全頭決まってしまったためお断りさせていただくことになりました。申し訳ございません)
9月20日に当院での帝王切開により生まれたベビーたち。
みんな優しくてしっかりとワンちゃんのことを考えてくださる、大きな愛をもったご家庭に決まり、私たちも嬉しい気持ちでいっぱいです。
またいつか6匹会える日があるといいね!
おめでとうございます♡
新しいおうち
昨日、フレブル×パグさんのベビーのお見合い(新しい飼い主さん候補の方とご対面)がありました!
紫のリボンの子とピンクのリボンのベビー(ポスターにはそれぞれの色のお花の印がつけられています。)はすでに飼い主さんが決まっていたので、まだ未定の女の子2人(青と緑)が選抜されてご対面する運びとなりました。
ベビーたちは、初めてのご家族を見て少し緊張気味。でも少し期待もある眼差しをしながら・・ドキドキのご対面となりました。
時間が経つと少しずつ慣れ出し、自分アピールもするように。 アピールしている他の子を押しのける仕草もありました(笑)
どちらもとっても良い子なので、新しい飼い主さんもとても悩まれていました。
院長も言っていましたが、本当に、『ずっとこの場にいられる』くらい可愛いのです!
飼い主さんをはじめ、お母さん・お父さん・おばさん犬(ミニチュアピンシャーさん)の温か家族に囲まれて愛情たっぷりに育てられたベビーたち。 その愛情が溢れる可愛さ。言葉にできません。。
そして悩まれた末、緑色の子をお迎えしていただくこととなりました!
新しい飼い主さんご家族もみなさんとても優しく、しっかりと犬生のことを考えてくださる方で、きっと幸せになるね!と思える温かなご家庭に出発することとなり、安心いたしました。
残りの子は、赤・黄色の男の子と、青の女の子の3ベビーです。
この子たちをお迎えして幸せにしてあげたいという方は、当院までご連絡ください(〃ω〃)♡ お待ちしております。
新しい飼い主さんを募集しています♪ (全頭決定しました!)
あの可愛いパグ×フレンチブルドックさんのMIX仔犬ちゃん達が、またまた大きくなっていました♪
ケーキだったら形崩れの心配がないくらいの状態(≧∀≦) あんなに余裕があったキャリーも、みちみちです(〃ω〃)
(みちみち具合は最後の動画でもよくわかります笑)
この日はワクチンのためご来院。お父さん&お母さんはお留守番。子供達だけでの来院でした⭐︎
一番初めに生まれた子は、やはり一番体格も大きく、体重もナンバーワン!
男の子でボス的な風格が漂っています。
この子は2番目に生まれた子。 この子も男の子で、パグさん寄りのお顔かな??
3番目以降は全て女の子。 女の子らしく上2人に比べると小ぶりちゃんです(^ ^)
仔犬ちゃん達それぞれお顔の色の配色が違うので、私は変わるたびに急いでシャッタースピードの調整を行なって撮影しています(笑)
この子はちょっと困り顔??
お顔が黒めの子はシャッタースピードを遅くして撮影しているので、ブレる確率も上がってしまいます^^;
仔犬ちゃん達は新しい飼い主さんを募集開始しているのですが、こちらの真っ黒の子↓は既に飼い主さんが決定しています!
最後の子は一番最後に生まれたのに一番初めにお耳が立った子です(o^^o) ザ・女の子なお顔立ち。可愛子ちゃんです。
このわちゃわちゃ加減がたまりません。。。
実際にお会いするとその場から離れられない魔法をかけられてしまいます(笑) ワクチンを打つ妹を見守る兄姉妹たち。
何度も言いますが可愛すぎます。
首のリボンの色=お花の印をつけています。 ご興味のある方は当院までご連絡ください♪
ワンちゃんのためのクリスマスケーキ作り
11月15日、ワンちゃんの無添加おやつを作られているNatural Treats Wanmore!さんが、当院近くにある明石台9丁目の公民館でワンちゃんのためのクリスマスケーキ作りと題しましてお料理教室を開催されました♪
アレルギーや、食物不耐性など、日常で身近にある体のトラブル、栄養学を学んだ後に、先生が実演されケーキを作っていきます。
仕上がったスポンジは、もう『私がいただいても良いですか??!!』と言いたくなるくらいとても美味しそうな香りを漂わせていました(〃ω〃)
時間が経ってから撮影させていただいたの少ししぼんでしまったようですが、実際はもっとふんわりのスポンジです!
そしてデコレーション後がこちら。
ワンちゃんに使う食材や分量は、人間用ケーキよりもヘルシーで甘さ控えめなので、
ダイエット中の方(人間)だと、ワンちゃん用ケーキを参考に、自分用ケーキをアレンジされても良いかもしれませんね(o^^o)
かくいう私も、この間から首を痛め身動きが自由に効かなくなった影響から、自分の体に向き合う余裕がなくなり、食に対して意識することを怠って過ごしていましたら、あっという間に3キロ太ってしまいました・・・(いつも以上に手当たり次第食べやすいものを適当な時間に適当なだけ食べていました・・・)
この悲惨な結果からもわかるように、“ 食に向き合うという ”ことは、自分自身の体に向き合う。ということと同義ということがわかります。
以前、ワンちゃんのシャンプーをするときに「あれ?いつもと臭いが違うな・・」「皮膚の状態が違うな・・」と感じ聞いてみるとお食事を変えられていて、そのご飯にその子のアレルギー物質が含まれていた。ということもありました。食べ物は意外にも顕著に体に反映されるのです。
病気になった部分を治す。だけでは局所的な解決にしかならず、ベースがしっかりしていない分不安定であり、今後再び体を壊す可能性も高くなります。
毎日の食べ物、毎日のケア・・は『金額的に・・』『手間が・・』と躊躇される方もいらっしゃいますが、急に体調を崩し病院に連れていかなければいけない負担、かかる治療費のことを思うと、普段から〝予防〟としてケアしていく方が余裕をもって過ごしていくことができるはずです。
体重も、増えてから減らすのは精神的にもショックですし、減らすのも一苦労ですよね(´;ω;`)戻るのかな自分・・・泣
これが戻せるものならまだしも、取り返しのつかない病気だったら・・・・・・
今月当院で力を入れて行なっていたスケーリングも、歯周病が進行してからになりますと、ワンちゃんの全身の健康悪化だけでなく、人の方にも影響が及んでくることや、処置内容・リスクも多くなってしまうことを考えての呼びかけとなっていました。
今まで大丈夫だったから・・酷くなってからで良い・・ それはもう病気や状態に気づいていないだけで、実は後戻りできないところまできているかもしれません。(内臓も70%以上悪くならないと血液検査上の異常として反映されない部分があります。)
食事に力を入れるということも、予防医療に力を入れることも、できるだけ動物たちにとっての、飼い主さんにとっての色々な面での負担を少なくしてあげたいという思いからです。
Wanmore!さんの動物食に対する考えや、作られるおやつはその点でとても共感のもてるものです。
私は隣の公園で子供たちを遊ばせながらちょこちょこ出たり入ったりで撮影させていただいていたのですが、最後にいただいた資料を拝見し、『あ・・私も参加すればよかった』『私ももっと薬膳の勉強がしたい!!』と強く思いました。
またワンちゃんのお料理教室を開催されることがありましたら、たくさんの飼い主さんにも是非ご参加をオススメしたい内容でした\(//∇//)\
おそろい
以前からスタッフと計画していた、スタッフ犬のスクラブ作り。
先日セルバでイベントがあったときにようやくお願いすることができ、
rainbowdropさんでスタッフ犬のパグさん用スクラブを作ってもらいました!!
病院にあったスクラブのリメイクとしてお願いしたので、しっかり肩部分のピンクリボンもついています。
お尻のところは白のフリルに、花柄刺繍の入ったレーススカートを重ねていただきました☆
前の部分がマジックテープで止められるようになっているので、とても着脱しやすい構造!!
よく見ていただくとわかるのですが、着脱位置も、看護師ユニフォームと同じく、真ん中ではなく左寄りで止めるようになっています。
『スクラブをまんま犬服に!』とお願いしていたので、それがまさに形になっているのです♡
採寸して作っていただいたので、ジャストフィット!!
「ね、ママとおそろでしょ?」
スタッフと一緒に歩く姿を撮りたかったのに、運動嫌いなので微動だにしません(;ω;)笑
しまいにはお座り。。。
この子は働いてもらうとしたら、受付担当になることでしょう。
この子も入れてスタッフ集合写真を撮り直したいなー。と切望している私です。
パパ、やってます!
先日ご来院されたコチラの黒パグさん。
何を隠そう、あの可愛いフレブルMIXの仔犬ちゃん達のお父さんです!
この日はお父さんもおめかし(リトル・グリーン・メン)して、子供達を乳児健診に連れてきてくれました^^
『ちゃんとパパさんしていて偉いね〜〜!!』に対して、
『いえいえ、当然のことをしているまでです・・』というパグさん。
『俺、お父さんなんで!』 なキメの表情( ´∀`)
仔犬さん達はメキメキ大きくなっていて、これまたびっくり。
後ろで見つめている院長の顔も重力に負けていますね(笑)
生まれた時につけたゴムの色で色分けされていますが、兄弟みんなよく似ています^^
それでも個性がハッキリ。 顔の形も体格も表情それぞれです!
お家の中では兄妹で元気に大運動会をしているそうです。
お母さん(フレンチブルさん)はこの日お家でお留守番でしたが、束の間の休息でゆっくりしていることでしょう。
子供達が病院へ連れて行かれる時、焦ったり狼狽えたりしなかったか、飼い主さんに聞きましたが、全く気にもしなかったそうです・・・(^_^;)
この子はもうお耳が立ち始めています!
お耳が立つと一気にフレブル感が出てきます。
これは頭の中にお水が溜まっていないかの検査。
嫌がることなく、黙って検査を受けている仔犬さん。
『これ、何してんの〜〜?』な表情。
『早く遊んだりお昼寝したいのになぁ・・・』
仔犬さんの時期は、たくさんのもの・経験と触れ合う事がとても大切です。
病院に定期的に来て、このような検査をしたりすることは“どんな検査・処置もへっちゃら”にする訓練に繋がります。
言ってみれば、待合室にいるだけでもお勉強になります。
病院にはたくさんの種類(品種)の動物達の臭い・声・動きがあります。 小さいうちに色々な経験を積ませてあげるためにも、病気になってから病院にかかる。のではなく、おやつ1個買いに来るだけ、お散歩ついでに寄る、でも構いませんのでお気軽にお越しいただければと思います。
マヌカの力
これから乾燥が酷くなり、インフルエンザなどの感染症が増加する季節に、普段の生活で私が家族のために一層心がけていることはやはり食生活。
私個人は、自己免疫でなんとかなるところは極力薬を使わずにケアしたい派なので、予防的なところ、体づくりのところ、普段の身近なものでできるケアをお伝えできればなと日々過ごしていますが、その中でも良いなと思っているのがマヌカハニーや甘酒などです。(※食品は栄養補給であったり嗜好を目的にするものであり、医薬品のように効果や効能などをうたって販売してはいけないことが医薬品医療機器等法(旧薬事法)で定められているため、あくまでも今回は個人的感想としてお話させていただいています。)
以前にもこれらについてのブログを書いたことがありますが、その時は食べたり口腔内に使用した感想だったり、食事への取り入れをメインにお話したので、今回は外用的なことについてお話したいと思います。
マヌカハニーはオーストラリアやニュージーランドでは医療用蜂蜜としても用いられることもあるそうですが、抗生剤の効かない耐性菌に対する対策としても注目されているものだそうです。
当院では使用しているシャンプーは、なるべく天然なもの、刺激の少ないもの、それぞれの子にベストなものを選択できるよう様々なシャンプーを用意していますが、最近導入したものにマヌカウォッシュバーがあります。
これは生食フードを出しているK9さんで販売されているものですが(当院はK9さんの正規取扱店です)、自然素材100%の犬用せっけんです。
当院では他にも天然ハーブを使ったシャンプー、ハーブパック、アップルウォッシュバブルなどなど、シャンプー・パックの種類を多くご用意しており、大体のものはそれでカバーできているため、新たに導入する必要は無いかな??と思っていたのですが、マヌカハニーには天然の抗菌作用が期待できる物質が含まれていますし、こちらの石けんを試供品で試してみたところ、その他シャンプーやパック類とはまた違った仕上がりで、泡切れの良さなどからおすすめできる1品と思い、グルーミング時に導入することになりました。(石けんはご希望があればご購入もできます。)
これからの乾燥時期、お散歩後の足裏洗浄などでもおすすめできる石けんです。
また、使ってみた感想として、ワンちゃん・猫ちゃんの皮膚だけでなく、してあげる側の肌(手)の潤いもなかなかのもの!
肌荒れしやすい飼い主さんも、これなら比較的刺激にならずワンちゃんたちのケアをしてあげられるかな?と思います。
お薬やケア用品も使い方や、化学物質を多く使われたものだと逆に体調を崩してしまう危険も出てくるためできるだけ自然に存在するものを使用してあげたいと思っています。
当院で使用する時は、衛生状態を保つために、使う分だけをスライサーで削って使用していますが、粉状にした石けんを泡立ちネットを使ってよく泡立てると、弾力がものすごく、お腹部分の洗浄時も泡だれしません。
人用とはされていませんが、あまりの使用感の良さに、スタッフとも『私たちの洗顔にも使いたいくらいだね』と話していました。
ご興味のある方はご購入も、グルーミング時のシャンプーの変更もできますので、スタッフまでご相談いただければと思います^^
ちなみにマヌカハニーそのものは「UMF」「MGO
苦い
つい先日、スーパーでゴーヤが売っていました。
「この時期でまだゴーヤ??!」と驚きながら、ついついあの苦味が恋しくて買ってしまいました。
人の好みにもよりますが、ピーマンの苦味を初め、ゴーヤの苦味、、、
普通 “苦味” なんて、生物学的に言ったら自然界では『危険信号』的な意味をもつものなはず・・?なのに、どうして『美味しい』とも感じてしまうんだろう???と、毎回不思議に思いながら食べています。
(↓写真が無いのも淋しいので載せますが、恥ずかしながら我が家の食卓^^;)
苦い経験、苦い言葉、など、味以外でも使われることのある『にがい』
もしかしたら、ゴーヤやピーマンなどはただ苦いだけでなく、栄養にもなる苦味成分だからこそ、体がちゃんと『美味しい』と認識してまた食べたいという欲求を起こさせるのかもしれません。
本当に害になる毒物の苦味はきっと『また食べたい』と思うような苦味とは違うはず・・・。(毒物を舐めたことはないですが)
経験も、人の言葉も、
その人の糧になるような、苦くても愛あるものなら大いに食べて苦しんだって良いと思いますが、
ネットに溢れている他人を攻撃するだけの誹謗中傷のように、何の役にも立たない苦味なら無理して取り込んところでその人をダメにしてしまうだけだと思います。
乗り越えられない壁はないとか、神様は乗り越えられる試練しか与えないと言われることがありますが、
乗り越えられないことだって人生の中でたくさんあると思います。(一般的な人生何年と言われる年の半分しか生きていない私が言うのもなんですが。。)
何が言いたいかと言うと、乗り越えられなかった自分を責める必要はないんじゃないかなってことです。
そして、全ての辛辣なものを『課せられた試練』『乗り越えなければいけない試練』として、受け入れなければならない。と思わなくても良いのではないか。と言う私の考えです。
何かに対して挑戦し、それで自分にとってプラスにならない事象だと感じたならば、そのものからは目を背けたって、逃げたって良いと思います。
挑戦して、結果自分にとって幸せな道を見つけてくれればそれで良いと思います。
いじめ問題、進路に関すること、安楽死、日常の悩み・・・
ペットに関していえば、今後治療が功を奏さない病気になり、苦しみがずっと続く状態になってしまった時、飼い主様はこの子にとって何が一番幸せなのかとても悩まれると思います。
亡くなった後も『あの時あの子にしてあげたことはベストだったんだろうか』と、未だにずっと悩まれている飼い主様もいらっしゃるかもしれません。
それでも『苦い(くるしい)』事も、その子の事を思ってしてあげた事ならば、その子にとっても受け入れられる苦しみになっていると思います。飼い主様の“愛情”という栄養がある限り。
最後まで、命尽きるまで寄り添う事も、飼い主様の選択で苦しみから解放してあげる事も、愛情あっての事ならば、どんなことでもその子にとっては幸せなことだと思います。
その子にとって、“苦しくても幸せだった”という最期を迎えさせてあげるためにも、普段の過ごし方を充実させてあげ、心と心の会話ができるよう絆を構築することが大切です。
ちょっとした不安、相談事も獣医学的観点から、そして一同じ動物を見守っていく立場の人間として、当院でも患者様ご家族を一歩下がった場所から支えていきたいと思っています。
ゴーヤ1つから、、だけではありませんが、秋のせいか色々と考え悩む機会の多い今日この頃です。
※なお、ゴーヤは消化不良などに気をつければ、特別ワンちゃんにとって害になる成分は含まれておりません。ただしワンちゃんは苦味が嫌いなので好んで食べることは無いかと思います^^;