発酵あんこ
11月は下痢・軟便を主訴に来院されたワンちゃん・猫ちゃんが多くいらっしゃいました。
これから年末年始に向け、寒さだったり、普段食べない美味しいご馳走のお相伴にあずかったり、慣れない来客にストレスを抱え、ますます胃腸に負担がかかることも多くなるかと思われます。
しかもお歳暮時期は、配達員さんのピンポーン♪も増えますので、「お家を守らなきゃ!」という意識が強い子は、気を張る機会も多くなりそう。
去年のよつば新聞にも書きましたが、クリスマス時期・お正月時期は誤飲誤食も多くなりますので、飼い主のみなさま、食べ物の管理には十分お気をつけください💦
クリスマスの時期に多い事例は、焼き鳥を串ごと食べちゃった!、チキンを丸ごと食べちゃった!、ケーキの飾りを食べちゃった!、ゴミ箱からビニールを漁って食べていたみたい😱・・・などなど。
焼き鳥の串はもちろんのこと、チキンも加熱された骨の場合刺さりやすくなるので非常に危険です。(生の手羽元は比較的平気)
また、明らかな異物でなくても、この時期はチーズや生クリームなど、脂肪分の多い食べ物が食卓に出回ることが多いので、胃に負担がかかりやすく、消化酵素を急激に出そうとして膵炎なども引き起こされやすくなってしまいます。
さらに年末年始は動物病院さんも長期のお休みに入ってしまうところが多いので、予め対策を嵩じておくことをお勧めします。
誤飲誤食をしないように、ゴミ箱は倒されても蓋が開かないものにしておく、家族間で、“人間の食べ物を与えない・おやつを食べさせすぎない”という意志を統一しておく、ご飯支度の時はケージに入れておく、宅配ボックスがあるお家はインターホンではなくボックスに入れておいてもらう、インターホンではなく別のアプローチをしてもらう(お電話をもらう)など。。。
また、この時期だけでも消化の良いご飯に切り換えてみるのも良いかと思います。普段のご飯に整腸サプリメントを添加するのもGOOD。
病気にならないうちから何かしておくということがとても大切です。
その中で、やはり同じ食べ物を食べて喜びを分かち合いたい。という方向けに、ワンちゃんのお正月特別メニューに使えそうな食べ物をご紹介。
上の写真は先日私が作った発酵あんこです。
あんこは犬に食べさせても良いの?というお正月にありそうな質問の答えは、NOです。なぜなら市販のあんこは砂糖が大量に使われているため、糖分・カロリー過多になってしまうからです。
でも、この発酵あんこなら、砂糖を一切使っていないため、小さなお子さんから、おじいちゃん・おばあちゃん・ワンちゃんにも食べさせて安心。(もちろんアレルギーもちの子や、食べさせすぎはいけません。)
ワンちゃんの手作り食に甘酒は使っても大丈夫だよ。という記事を書いたことがありますが、この発酵あんこも、麹を使って作ったもので、整腸作用やビタミンが豊富なため、お腹のことを考えてもお勧めの一品。
お正月の時に茹でたジャガイモやかぼちゃをお団子にし、この発酵あんこを少し乗せてあんこ餅にしてあげるとお正月らしいワンちゃん手作りメニューにできて良いのではないでしょうか。
発酵あんこは、あく抜きした小豆を柔らかくなるまで煮た後に、麹と混ぜて炊飯器の保温効果で8時間ほど放置(時折混ぜますが)すると出来上がります。(保温放置の時は炊飯器の蓋は開けて、濡れ布巾で炊飯釜を覆います)
水分量などは生麹を使うか、乾燥麹を使うかによって変わりますが、今回私が使ったレシピでは、小豆200gに対して、あく抜き後の小豆を煮る水が4カップ、塩は小さじ1/2。 炊飯器での発酵は、茹でて柔らかくなった小豆と、いつも行く麹屋さんかから買ってきた生麹200g、お水を1カップという分量で作りました。
小豆を茹でている時に出る小豆汁はダイエット効果、むくみ防止、アンチエイジング、コレステロール減少など、女性だけでなく男性にとっても嬉しい効果が期待できるため、発酵あんこで余分に出た汁はそのまま飲むのもおススメです。
スーパーで売られている市販の乾燥麹でもできましたが、今回麹屋さんの美味しい生麹を使ったため、さらに美味しく仕上がりました。麹もこだわるととても美味しい発酵あんこができますよ!
オリジナル ワンちゃんピアス
インスタストーリーでもご紹介しましたが、百均で可愛いワンちゃんのシールを見つけ、
あまりの可愛さに、先日のレジン教室にヒントを得て、試行錯誤でピアスを作ってみようと思い立ち、不器用ながらもチャレンジしてみました!
犬猫アクセサリーは、なかなか自分好みの大きさのものがなかったり、欲しい犬種のアクセサリーなんてドンピシャで作られていることは少ない&なかなか高価になってしまいますよね。。
でも、シールならたくさん種類があるし、安価に仕上げることができます。
ちなみにレジンとは、UV照射で固まる樹脂です。UVライトはネットでも1000〜2000円ほどで売られています。
シールで作るワンちゃんピアスの作り方は・・
まず作りたい犬種のシールにレジン液を乗せていきます。あまりに少なすぎるとプックリいかないし、多すぎると溢れてしまうので注意が必要です。
コツは、真ん中にまずある程度の量を置いて、爪楊枝などで細かいところにレジンを誘導していくことです。
気泡が入ってしまうと固めた時にボコボコになってしまうので、気泡は新しい爪楊枝などで突っついて消します。
1度にプックリ仕上げようとせず、2回3回重ね塗りして厚みをもたせるのがおすすめです。
乗せたらUVで固め、乗せたらUVで固め・・を繰り返します。
レジン液は百均でも売っていますが、UV照射で固めた後に触ると指紋がついてしまう固まりの悪いものや、絵の具のチューブのように先端が太めだと綺麗に仕上げることが難しくなるので、クラフト屋さんで透明度が高く、固まるのが早いもの、出口先端が細くなっているものを購入するのがオススメです。
シールの表側にレジンを乗せて固め、仕上げた後は、裏面にピアスの土台を付けていきます。(レジン液もピアスの土台も、クラフト屋さんで売られています。もちろんアマゾンなどでも)
シールの裏面ということで、触るとペタペタ手に張り付いてしまうので、とりあえずピアス土台とシールの接合部分だけレジンで固めたあと、周りのはみ出たシール部分をレジンで固めていきます。
仕上がったのがこちら↑
比較的丸みのあるフォルムのシールは簡単にできました!
さらに今回選んだシールが、縁取りのあるタイプのシールだったため、レジン液がはみ出にくく比較的プックリ仕上げることができました。
後、これは必須ではないのですが、仕上げを美しくするために、レジンのコーティング液も塗ると完成です。
マニキュアタイプのコーティング液で、こちらも塗った後にUV照射させます。
このような↓縁取りのないフラットなタイプのシールは、液を止めてくれる境がないためはみ出やすいです。
それでも“このタイプのシールで作りたい!”という場合は、爪楊枝を駆使しながら、少しずつ少しずつレジンを乗せて厚みを作っていくとできます。
よぉ〜く見ると縁が美しくないのですが、透明度の高いレジンのおかげで、遠目に見るとなんとかごまかせています。
注意しなければならないのは、透けたタイプのシールを使うと、ピアスの土台部分も見えてしまうこと。
さらにレジンを使って作業するときは、換気を十分に行うこと。 作業しづらくはなりますが、皮膚の弱い人はゴム手袋を着用してください。 素手でやる場合、レジン液が手についたらしっかり洗ってくださいね。
個人的に気になるので、UVライト照射中はライトの出口を箱などで塞いでいます。
比較的レジンは安全なものですが、小さなお子さんや、ワンちゃん・猫ちゃんのいるご家庭は保管場所・使用中の誤飲誤食に十分気をつけてあげてくださいね☆
レジンでのワークショップ開催しました!
先週日曜日に積水ハウスパビリオンにて、レジンのワークショップを開催いたしました☆
バックチャームや、ヘアゴム、キーホルダー、ネックレス、色々な材料があり、どれを作ろうか・・からとても迷ってしまいます。
スタッフも午前の診療が終わってから参加しましたが、髪の長いスタッフはヘアゴムを
髪の短いスタッフはキーホルダーを作っていました♪
“うちの子”イメージで、柴犬を飼っている方は柴犬シルエットのパーツを使って(o^^o)
レジンが初めてという女の子も、ご自宅で飼われれているのが猫ちゃんとのことで、こんなに素敵な、とっても可愛いキーホルダーを作ってくれました♡
レジンの先生が、猫ちゃんの首にチェーンがつけてくださり、ますますお洒落に☆
青系のビーズで作られたのびのび猫ちゃんのキーホルダー、ピンクビーズで作られた猫ちゃんキーホルダー、ヘアゴムにも猫ちゃんのパーツが使われており、とても初めてとは思えない可愛い作品ばかりです!
今回私は参加しませんでしたが、本当にたくさんのパーツがあり、きっと作り始めていたら止まらなくなっていたと思います(^_^;)
もし今回参加できなかったという方も、またの機会に是非参加したいという方がいらっしゃいましたらご連絡ください☆
身体が喜ぶ 安心おやつ
インスタではすでにご紹介しましたが、先日おへそ広場(仙台泉中央のセルバとセルバテラスの間にある広場)通りがかりましたら、色々な催事が行われておりまして、
その中で一際目を引くブースがありました。
コーギーの後ろ姿のロゴが可愛いWanmoreさんのブース!
ワンちゃん用の無添加おやつの販売で、たくさんの種類に目移りしてしまいます。
一番人気は玄米のおせんべいだそうです。
たくさん迷った末、購入してきたのはこちらの商品。
仙台らしく、牛タンのジャーキーと、クリスマスももう直ぐとのことで七面鳥のジャーキー、そしてさつまいものみで作られたさつまいもチップス。(つなぎも一切使われていません!)
さつまいものチップスは、時期によりさつまいもの種類を変えるとのことで、その時使われるさつまいもにより硬めだったり柔らかめだったり変化があるそうです。
Wanmore!さんでも馬肉のジャーキーはあったのですが、すでにこちらの馬肉チップ、馬肉スティック、ラングス(肺)を揃えていたので、大変迷ったのですが今回は上の3種類のみをお試しで購入してきました。
こちらのカンガルーチップ・ホースチップも余計なものが入っておらず、厚さも2種類あり、健康面や与えやすさから、当院でも人気の商品です。
新しく取り入れた馬肉スティック・ラングスは、チップと形状が違うため、引っ張りっこ遊びをしながら与えられる利点や、食感も違う(ラングスはサクサク食感)ため、日にちによっておやつを変えて与えると『今日はなんのおやつかな??』と楽しみながらおやつタイムを過ごすことができます。
また、その中でその子にとってのお気に入りのおやつがあれば、そのおやつを極上ご褒美に設定し、躾のときに使用することができます。
最近は健康のことを考え、添加物を極力控えたご飯やおやつが増えてきていますが、健康にいいと言っても通常よりも値段は若干上がることがネックと考える方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、長期的に考えた場合、食べたものは血となり肉となるものであるため、添加物の多いものを摂取した場合、病気になるリスクも上がり、通院回数が増えると結果的に色々なところに負担が出てきてしまうのも事実です。
『買い物は投票』です。
買う側がどんなものを求めているのか。は商品の購入される数で判断されてしまいます。
スーパーなどでも、とてもいい商品なのに、少し値段が高めだからとあまり購入されずに棚から無くなってしまう商品をよく目にすることがあります。
商品が売れないと、スーパーとしても在庫を抱えたくないため入荷をしない結論になる→作る側も、買ってくれるところが無ければ生産数を減らさなければならない→1つ1つのコストが上がってしまう→販売価格も高くなってしまう。という悪循環になってしまうのだと思います。
ワンちゃん・猫ちゃんのご飯やおやつに限らず、私たちの普段の購入するものも、『買う』という行為でアピールしていると考えると、遠くの存在に思える企業も私たちと繋がっているのだと身近に感じられるかもしれません。
当院では、できるだけたくさんのワンちゃん・猫ちゃんに健康で・長く元気でいて欲しいから、“与えて安心・安全”なものをこれからもご紹介していきたいと思っています。
馬肉スティックやオーブンベイクドのおやつ、Wanmore!さんのおやつも追加注文しましたので、来週末にはさらに新しい商品を揃えてご提供できると思います☆
元気になった気がする現象
ずっとお口の中に痛みや違和感があって、口臭も酷かった当院専属モデルの茶トラさん。
先日スケーリング&抜歯処置をしたとお伝えしましたが、処置後、お家に帰られてからはやはりそれなりの疲れが出て(超超高齢なので・・)食欲が低下してしまったらしく、お水もあまり飲まなくなってしまったため、先日で「今年最後。」と思っていましたが再び来院されることとなりました。
【先日の茶トラさんのスケーリング処置のご様子】
スケーリング前のお口(↓):歯石の沈着と、歯肉の炎症があります。
そして反対側も・・
歯の裏面も。
歯周ポケットが深すぎたり、歯根がボロボロになっていると、歯石を取るだけでは再び汚れが沈着し状態が悪くなってしまうため、ダメになってしまった歯は抜歯して穴を塞ぐ処置をします。(穴が深く、感染が酷い場合は歯周ポケット内に抗菌剤を注入し縫合します。)
茶トラさんも口腔内の状態が悪かったので、かなりの本数を抜くこととなりました。
麻酔下の処置なので、持病持ち・超超高齢でのスケーリングは、飼い主さんもとても心配されていましたが、麻酔からの覚めも良く、起きてから早速飲み食いをしていた茶トラさん。
・・ところが、帰宅されたあとはコタツからほとんど出ることもなく、鳴きもせず、ご飯は食べず、お水も少量しか飲まない状態になってしまったとのことで昨日急遽いらっしゃることに。
拍子抜けだったのは、病院についてすぐ散策開始 & おしゃべりをし、お水も飲み、好調な様子を見せているという(・_・;。。
『お姉ちゃんには言いづらいんでしゅが、、、こないだ全然散策できなかったから、もう一回ココに来たかったんでしゅよ。』
「だってさ、あの山の方もパトロールしてないでしゅしっ!!」
あまりにズンズンお散歩に出かけようとして、お姉さんに止められていた茶トラさんでした。
念のための血液検査をしている間は、バスタオルに包まれてお姉さんとお外で日向ぼっこ。
日向ぼっこといってもチラチラ雪が降り始めている寒ーい午前💦 全然お日様からの温かさは感じられませんっ( ̄▽ ̄;)
「バスタオルさえもこんなに可愛く・オシャレに来こなせる猫はそうそういないでしょ?」
「ま、YOKO FUTIGAMI先生がおっしゃっているように、猫界でも“裸が一番のお洒落”なんでしゅがね」
この後血液検査の結果が出ましたが、結果上は何も異常がなく、お散歩したり元気な姿も見られるようになったので、このまま飼い主さんと普通に帰られることとなりました。
他の猫さん・ワンちゃんでもあるのですが、ご自宅で具合が悪い様子があったのに、病院に連れて来た途端とても元気になる。という現象。
強がって“元気なふり”をする子もいますが、この茶トラさんの場合、“会社に休む連絡をした途端、ちょっと体が軽くなった気がする”現象と似ているのかもしれません。
お姉さんも、我々スタッフも元気が無いと聞いて心配していたので、元気にお外を散策している様子を見られてホッとしました。
今度こそ、来年また元気な姿で会おうね!!
お口の中もだいぶ綺麗に衛生的になったので、年末年始はたくさん美味しいものを食べてね☆
クリスマスドレス
当院専属モデルの茶トラ猫さん。
この日はスケーリング処置のためご来院。 麻酔をかけての処置なので、お腹ペコペコの状態です。
来月はお姉さんがなかなか来院するお時間がなさそうとのことで、一足早くクリスマスコーデをしていらっしゃいました♡
しばらく撮影がないからか気合が入り(?)いつもよりも良いポージングのまま動かずにいてくれました。
お色直しは、優しい色合いの可愛らしいダウンジャケット!
空腹でご飯のことを考えているのかな?という上の空な表情をいただきました(°▽°)
もちろんモデルらしいシュッとした表情も!
茶トラさんのお姉さんとお話をしながらいつものように、病院前で撮影会をしていると、朝一診療に来てくださった長毛のうさぎさんが、受診を終えて病院から出ていらっしゃいました。(11/17の当院インスタに登場しています☆)
うさぎさんのお母さんも茶トラさんに話しかけてくれ、うさぎさんと茶トラさんが初ご対面することとなりました。
『この中には何が入ってるんでしゅか??』
茶トラさんは興味津々です!
食い入るように覗いていました。
フィルター1枚を隔てての2人の世界、お互いの間に会話はあったのでしょうか??
もし言葉を交わしていたとしたら、2人のお話をぜひ聞いてみたかったです(o^^o)
〜専属モデルさんの処置についてはまた後のブログ記事でご紹介したいと思います〜
虹
先日朝に青葉区の大倉という場所を通りましたら、泉ヶ岳方面に向けて、こんなに大きな虹がかかっていて感動しました。
この日の後日もかなり長い時間虹が出ていた日があり、それもニュースに取り上げられていましたね。
インスタでもいろんな人が長時間の虹についてアップしていました。
虹だったり、綺麗な満月など、見ず知らずの人とも同じ時間、同じ空を見上げて感動できる。ということになんとも言えない幸せを感じます。
山間を車で走行していて、色づく紅葉を写真に納めようと降り立ったのですが、北風が強すぎて髪も激しく乱れ、目も開けられないほどでした。
この日向かったのは定義山なのですが、ちょうど良い頃合いに木々が色づき、とても綺麗でした。
落ちた紅葉が苔と美しいコントラストを放っています。
空気も澄んでいて、地上に生えた木が水面に綺麗に映り込んでいます。
定義山には、平日ということもあって、そこまで多くの人はいませんでしたが、通りすがりの方から、「五重塔の方には行った?!あっちもすごく綺麗だと思うよ!」と教えていただくことがありました。
幸せには、与えられる幸せ(=誰かから何かしてもらって嬉しい。という幸せ)や、
与える幸せ(=誰かに何かしてあげられて嬉しい。という幸せ)がありますが、
北風の強く吹くこの日は“喜びを共有する幸せ”を多く感じる1日でした。
『今、君がこの雪に気づいていないなら、誰より早く教えたい。心からそう思った。』
という、とある歌の歌詞にあるように、一緒に共有できる幸せ。は日常にあふれていて、小さなものに対してもとても深い愛情が込められているんですよね。
「きっと他の誰かも同じ虹を見上げて感動してるだろうな!」と思えることだったり、「綺麗な紅葉を他の人にも教えてあげようという優しさだったり。」
家族との共有する幸せなら、一緒にドライブした車や、一緒にくつろいだソファ、一緒に暖をとったコタツなどのモノにも、たくさんの共有する幸せが詰まっていることと思います。
あとは、「しちゃダメだ」とわかっていても、ついついお父さんの食べているおつまみをテーブルの下からおすそ分けしてみる時間だったり・・・(^_^;)💦
これから年末年始に向けて、クリスマスやお正月など、より家族として共有する幸せな時間を過ごすことが多くなると思いますが、動物たちと密接に関わる上では、病気の予防は徹底しておくことが大切です。
落ち葉の積もった場所を散歩する場合はダニ予防、乾燥して口が乾いてくると歯石もつきやすくなるため口腔内の衛生を保つこと、この時期は皮膚も乾燥してくるため、ワンちゃん・猫ちゃんのフケ予防に、皮膚被毛の保湿をしてあげることなどがあげられます。
そして、今月(もしくは来月上旬)はフィラリア症の予防薬の最終月となっております。
フィラリア自体は人間に感染することはまれですが、ワンちゃん猫ちゃんの健康のため、最後の投薬を欠かすことがないよう、よろしくお願いいたします。
「もう寒くて蚊なんていないから。」と、最後の月を飲ませ忘れてしまう方もいらっしゃいますが、フィラリア症の予防薬は、血管に入り込む前のフィラリアの子虫を駆虫するお薬なので、10月末〜11月末の1ヶ月分の虫の感染に対しては11月末か12月頭に飲ませなければなりません。
残り一回の投薬、〆はしっかり、お忘れのないように!
※下痢をしていたり、吐き気があって吐いてしまう可能性のある場合は、薬が十分に吸収されずに出てしまうこともあるため、体調の良い日を選んで投薬してあげてくださいね。
ハッピーにゃんこのラブレター展
少し時間が経ってしまいましたが、11日(月)に仙台一番町にあるまたたび堂さんで開かれていた河辺花衣さんの個展に行ってきました。
河辺花衣さんは、6月に東京で行われた猫のセミナーへ参加した際会場でお会いしたことがきっかけでお知り合いになりました。
猫の顔の描かれているけん玉=にゃん玉は、どれも可愛くて、個性があって、どの子をお迎えしようか非常に悩んでしまいます。
悩みに悩んだ末、やはり当院のカラーである黄色系をベースにした、こちらの猫ちゃんをお迎えしてきました。
猫ちゃんの微笑むお顔も癒されますし、周りの模様も“めで鯛”ということで、年末年始に向けて縁起が良い!
個展には、にゃん玉の他にも猫ちゃんの置物や、
癒しの絵が展示されていました。
絵と置物がセットになっているものもありましたよ。
絵に描かれている猫ちゃんは、もちろん2次元なので背中の方まで見ることはできないのですが、置物をクルリとしてみると、猫ちゃんの背中に何が隠しているのか発見することができます。
またたび堂さんには、その他にも色々な猫ちゃんの雑貨がたくさん売られており、個展に来たついで店内を見て来ました。
猫ちゃんの表情がリアルな小さな置物も。
今回購入して来たのは、にゃん玉と河辺さんの絵本。
最後に河辺さんと一緒にお写真も撮ってきました。
にゃん玉と絵本は待合室に置いてありますので、ご来院の際は是非ご覧ください☆
落ち葉を踏んで
色づいた葉っぱもハラハラと舞い落ちて、気づけば道路には落ち葉の吹き溜まりができるほどになっていますね。
お天気も良い日が続いて、葉っぱも乾燥しているので、落ち葉を足で踏みつぶすとパリパリっと心地良い音が聞こえてきます。
そして土臭いけれどどこか懐かしい“大地の香り”が!
秋は芸術の秋。ですが、視覚からも嗅覚からも聴覚からも、また秋風を感じるなら皮膚感覚からも季節の変わり目を実感できます。
夏は日が落ちてからでないと暑くてお散歩もいけませんでしたが、今の時期は明るい時間でもお散歩ができるようになり、すれ違いざまに飼い主さん同士の交流も生まれやすいのではないでしょうか?
この季節は色々な感覚が刺激される時期でありますので、高齢のワンちゃんのお散歩も積極的に出られることをお勧めします。
高齢になると、『なるべく穏やかに』『負担をかけないように』『のんびりと』過ごさせてあげたいと思いがちですが、刺激の少ない毎日を送っていると認知症のリスクも上昇してしまうので、たくさんの感覚を刺激してあげることを心がけて欲しいと思います。
例えば、落ち葉の上を積極的に歩かせてみる。(もちろん、ノミダニ予防は忘れずに!!)、いつもと違ったお散歩コースを歩かせてあげる。 会ったことのないワンちゃんと出会わせてあげる。(ワクチン接種を欠かさずに!)
足腰が弱くてお散歩により関節を痛めてしまう場合は、カートに乗せてお出かけするだけでもOKです。 ワンちゃん用カートをわざわざ買わなくても、キャンプなどに使用できる折りたたみのキャリーワゴンなどを活用されるのも良いと思います。ワンちゃんに使用しない時は荷物運びにも重宝します。
お散歩に連れ出すことで、ワンちゃんの飼い主さんもお友達の輪が広がり、悩みを相談しあえる良い機会になります。
写真は熊野神社というところ。逆光だったので携帯で撮影^^;
落ちていたイチョウの葉を集めてイチョウのブーケを作ってみました☆
当院のイメージカラーが、このイチョウの優しくて明るい黄色なので、あちこちでイチョウの葉が色づいているととても元気をもらえます。
パグ姉さん
スタッフの家族のパグ姉さん。
先日、体の不調をチェックしてもらうために、午後からスタッフと共に出勤してきました。
パグ姉さんは食べることが大好きで、我が家の娘よりも体重がある、かなりのわがままボディ。
足が体を支えるのに悲鳴をあげていて、パッドが擦りむけているのが痛々しいです💦
スタッフは、かつて当院の患者さんの1人だったので、パグ姉さんは小さい頃から通院しており(その頃はまだ華奢な子犬パグさんでした・・・)、入院経験もあるため、採血時は悟ったような表情をしていました(^-^;
『この体勢、なんか心当たりがあるでしゅ・・・』
採血が終わった後も、体のチェック時には『おかあしゃん、、もう痛いことしないよね?? もう終わりだよね??』と必死の表情。
院長の診察が終わった後は、スタッフとのふれあいタイム。
顔面のシワ伸ばし体操中、遊ばれている一コマ。
『おかあしゃん、あたち、もしかして遊ばれてるの・・?』
自分のお耳の芳しい匂いに ふんふん。
一通り、診察が終わった後は、ご褒美の甘えっ子タイム。 ママさん(スタッフ)にたくさんなでなで褒めてもらいました!
ちょっと遊んでは疲れてしまうので、動いてはすぐ “パグの開き” 状態に。
そしてみんながお仕事している最中は、お部屋の一角で待機してもらっていましたが、
リラックスした時に見せてくれるという、通称:だるま座り をして、スタッフ(ママさん)のお仕事が終わるのを大人しく待っていました(*≧∀≦*)♡✨
癒し要員として、スタッフの1人に加えたいパグ姉さんでした☆
(ちなみに他の兄弟;フレブル2人、チワワさん1人はみんな普通体型です)