作りたてごはん
数日前からお泊まりしているウサギさん。
ペットホテルの際は、毎食のごはんを飼い主様にご用意していただくことをお願いしていますが、お泊まりが少し長くなると、お野菜などは冷蔵保存していても次第に傷んでくるのが現状です。
初日は食欲も普通でしたが、次第にウンチの状態や食べもイマイチになってきたため、お野菜を新しく買ってきて、切りたてのご飯をあげてみる事になりました。
当院の裏にはお風呂の他キッチンも備えてあるので、このようにお食事を作ることもできます☆
人間もできたてのご飯が美味しいように、ウサギさんも「切りたてのお野菜はやっぱり違う!」と思いながら食べてくれたのかもしれません。
モシャモシャ食べてくれる姿がなんとも可愛らしいウサギさんでした(o^^o)
猫ちゃん用デンタルケアふりかけ
9月16日(月)より猫ちゃん来院応援キャンペーンを実施しますが、つい最近新しい猫ちゃん用商品が発売されたので、ご紹介。
ワンちゃんのデンタルケア用品には歯磨きガムや飲料水に入れる薬液などがありますが、猫ちゃん用デンタルケア用品はあまり目にすることがありませんよね。
口腔内の衛生を保つことは、ワンちゃんだけでなく、猫ちゃんにとってもとても大切なこと。
今回の新しい商品は、ご飯にふりかけるタイプのもの。海藻成分が口腔内のバイオフィルム(細菌の膜)形成を阻害してくれるため、口臭や口内炎の予防に一役かってくれるというものです。
海藻成分が入っているため、妊娠中や甲状腺に異常のある子には注意が必要ですが、1ボトルで2ヶ月保つということなので、コスパ的にも、使いやすさに関しても抵抗なくケアを始めやすいのではないでしょうか。
ワンちゃんも猫ちゃんもいるご家庭には、このような商品も。こちらはペースト状なので、粉末が苦手、という子にはこちらをお勧めします。シリンジなどを使って口の中に入れてあげるのもよし、ご飯と混ぜてあげるのもよし。です。
ガムが苦手という子にはご飯と混ぜて使えるこれらの商品がお勧めです。
おとまり♡
今年も残るところあと3ヶ月・・というお話をしましたが、意外にもすでにお正月期間中のペットホテルのお問合せが多くビックリししておりますΣ(・□・;)
当院では、ワンちゃん・猫ちゃんのほか、うさぎさんやハリネズミさん、ハムスターさんもお泊まりの受付をしています。
普段の日などはお泊まりしている子の数も少ないので、慣れた子だと空き時間は院内を自由に遊ばせてあげるようにしています。(緊張しがちな子だったり、恐がって隙間に逃げ込んだり、捕まえられなくなってしまう子はあえてお部屋からは出さないようにしています。)
さて、今ホテルでお泊まりしているアメリカンショートヘアの子はとっても人懐こくて、目が合うだけでゴロン&お部屋の壁にスリスリしてしまうほど甘えん坊さん。
診察終了後、スタッフと猫じゃらしを使って遊びました。
夢中になりすぎでフグフグ←ひげ袋(正式名称:ウィスカーパッド)がぷっくりしています(о´∀`о)♡
椅子の上に乗ったり、とってもアクティブ!
どうしてでしょう。手は猫じゃらしを捉えているのに、視線は看護師スタッフに釘付けです。
そんな撮影の裏側を別な看護師スタッフに激写されていましたσ^_^;
毎日ではありませんが、お泊まり中の様子は、LINEのご登録をされると、動画やお写真でお送りするようにしています。
(主にお泊まり中の真ん中のお日にちなどにお送りしています)
ただし、診療が立て込んでいる場合はご連絡が遅くなったり、ご連絡できない場合もありますのでご了承ください🙇♀️
飼い主様が大好きなご家族🐶🐱と離れている間でも、少しでも安心していられるように努力できれば良いなと考えています。
秋色
車での移動中、『日差しが黄色く見えるなぁ。』と感じ、ふと周りを見渡すと、
稲穂が黄金色に膨らみ穂垂れていたり、ススキが生い茂っていたり、ほのかにイチョウの木の葉の緑色も色褪せてきたりと、
周りの植物たちがすでに秋の色を纏っているのに気がつきました。
台風一過で2日間ほどまた暑さでうだる日が続きましたが、そんなこと御構いなしに季節は進んでいますね。
実りの秋。ということで、新米や、美味しい果物・木の実など、冬に向けたくさんの栄養が取れるように農作物の収穫が多い時期ですね。
旬の食材は、栄養価が高く、その時期に必要な栄養素も多いので、旬のものを食べるということは人だけでなく動物たちにとってもとても良いことです。
例えば梨は水分豊富でカリウムやリンゴ酸・クエン酸が豊富ですので涼しくなってきて水分摂取が少なくなりがちな時期/夏場の蓄積された疲労が出てくるこの時期にピッタリ。さらに梨にはプロテアーゼという消化酵素が豊富に含まれているので、季節の変わり目・寒さで胃腸の動きが悪くなる時期の消化不良の症状を軽くしてくれます。
(ちなみに酢豚にパイナップルが入っているのはお肉を柔らかくするためですが、パイナップルの代わりに梨を使う場合もありますよ☆)
もちろん、アレルギーがあったり、梨の場合は腎臓病の子には注意が必要な食材ですが、健康な子には秋に一緒に楽しめるおやつとして与えることができます。
そのほか、秋の食材といえば芋・栗・カボチャですが、これらももちろん(アレルギーなどがなければ)ワンちゃんに与えてもOK。ただし、カロリー&糖分が高いことからたくさんの量を与えてしまうと肥満に繋がってしまいます。好んで食べてくれる子が多いので、食欲がイマイチな時などにトッピングとして少量与えることをお勧めします。
収穫時期といえば、、、以前当院担当の会計士さんとお話しした時に、『予祝』という言葉を教えていただきました。
元は秋の豊作を願って前もって『収穫が成功した』と仮定してお祝いする儀式だったらしいのですが、
自分の叶えたい夢をもう実現したかのようにお祝いすることで夢が現実になるという、成功を引き寄せる効果もあるようです。
フィギュアの羽生結弦選手も、ソチオリンピックに向かう飛行機の中で、最高の演技をイメージして涙するという、まさに“予祝”を行なっていたそうですよ。
私もネガティブなところがあるので、たくさん『予祝』して夢をいっぱい叶えたいなー!と思いました。
レーザー治療器
先週水曜日から当院にレーザー治療器が正式導入されました。
疼痛治療から外科手術まで適応できる医療器です。主に椎間板ヘルニアや変形性関節症などの筋骨格障害での痛みや、歯周病による口腔内の痛みを緩和してくれる機械です。
そのほか、通常のオペに比べて短時間で止血・切開ができるようになるため、麻酔時間も短縮できることから、高齢や持病もちなどで麻酔リスクの高い子にも適応できます。
疼痛治療に関しては、動物たちだけでなく、首ギックリになってしまった私の首でも試してみました。
私の方は、首回りの皮膚感覚も無くなっていたくらい酷かった状態から、始めは感覚が戻りだし・・徐々に首の可動も良くなり、10日ほど続けた結果、すっかり痛みも無くなるほどに回復するまでに・・・。
自分の感覚だと、はっきりと結果がわかるため、レーザー治療は自信をもって効果をお伝えすることができるなと思いました。
外科手術に関しては、少々難航されると思われる状態のオペでも通常より短時間で終わるなど、麻酔リスクを心配される患者さんのために大活躍することになるでしょう。
関節の弱っている高齢の子、ダックスさんやコーギーさんなど腰を痛めやすい犬種の子、太り過ぎで足腰に負担のかかっていそうな子はレーザー治療器の導入により疼痛治療に関して当院でできることが増えましたので、ご相談いただければと思います。
専属モデル
昨日は当院専属モデル(?!)の茶トラ猫さんが来てくれました🌟
『土曜日に行きます』のLINEをいただいていたので、今回はどんな装いで来てくれるのかな??と、とても楽しみにしていました😚
今回はピンクのお帽子を頭に乗せ、チェックのシャツという、おしゃれなお出かけファッション💖
お帽子も嫌がることなく乗せていて遠くを見て黄昏ています。 イケメンですねー!
と、お次の衣装は・・先ほどとは打って変わって可愛らしいピンクのワンピース💖
この子自身は男の子ですが、、女の子らしいお洋服も難なく着こなせるスーパーモデルです😙
血液検査の結果を待っている間は、お気に入りのアイビー歯科さんの所の砂利のところで涼んだり、大好きな向かいの老人ホームさんの方までお出かけしていたそうです😅
あまりに奥深いところまで突き進んでいたそうで、お姉さんに引き止められていました🤠
『もっと遊びたかったのに〜〜!!! せっかく良い場所見つけたのに〜〜!!!!!』と言っていそうですね( ´ ▽ ` )
アルシュ富谷さんから撤退させられた猫さん、次なる憩いの場を見つけにお姉さんとお散歩。
当院隣の空き地にも、猫さんのお気に入りの場所があったのですが、今は工事で建物が立ち始めているので新たな場所を探さなければなりません。
この日は前日からの暑さに拍車がかかり、午前中からすでにかなりの蒸し暑さだったので、草陰や日陰の石の上など、自然の避暑地が必要でした。
そこで見つけたのが、アルシュ富谷さん隣の空き地の草むらの中。
黙っていれば近くを通りがかっても気づかれないほど溶け込んでいました。
『ここならいくら居ても良いでしょ。』と、すっかり落ち着く意志を示していた猫さんです。
ただし、草むらということで、ノミダニや蚊がたくさんいる可能性があります。
放し飼いにしていた猫さんがSFTSにかかり、その猫さんを介して人間が感染という例もありますし、ワンちゃんではお馴染みのフィラリアは、実は猫ちゃんにも感染の可能性があるものなので(猫ちゃんの場合、1、2匹の感染で突然死を引き起こすことがあります。)、飼い主さんも心配してくれ、血液検査の結果を聞いたときに一緒にフィラリア予防のお薬も塗布していってくれました。(猫ちゃんのフィラリア予防薬は食べるタイプではなく、皮膚に付けるタイプのお薬です)
いつまでも健康で、元気でいて欲しいから。と、しっかりと猫ちゃんのことを考えて対策してくれ、とても嬉しいです😸
また1ヶ月後も元気で可愛い姿を見れることを楽しみにしています💖 次はより秋らしい装いになっているかな🎃?
医食同源
まだ日中は暑さが残っていますが、ジリジリとうるさかった蝉の鳴き声もすでに聞こえなくなり、日が落ちてからのお散歩時にはコオロギの鳴き声が草むらから響いてくる季節になりました。
気がつけばもう9月ですものね!
月が変わってしばらくは、カルテや検査用紙に書く日付に戸惑います。うっかり8月・・と記入してしまうこともしばしば(^_^;)
それにしても今年も残すところあと3ヶ月なんですね… 先日テレビで『来年のおせちのご予約』の声を聞き、耳を疑うほどびっくりしてしまいました。
今月は運動会や動物フェスタなどのイベントが多く、臨時休診がちょくちょくありますので、ご来院前にホームページのカレンダーをご確認いただければと思います。
暑ければ暑かったで、寒かったら寒かったで、体調に注意。といってしまうところですが、やはり寒かったところ急に暑くなったり、暑かったところ急に寒くなったり。。という季節の変わり目は特別体調管理に注意を払いたいところです。
人間は「寒くなったなぁ。」と感じればパーカーを1枚多く羽織ったり自分で調整できますが、動物たちは衣替えをしたり、自分から温かい食べ物を食べたり飲んだりすることもできないので、気温差に適応することは実は人間以上に負担になっているかもしれません。
そんな時期は、胃腸に不調をきたす子が多く来院されます。
秋は自律神経が乱れやすく、夏の暑さでたまった疲れから胃腸に負担がかかりやすく、消化不良により下痢・嘔吐といった症状が出やすくなります。
消化がうまくいかないと、腸へ運ばれた未消化の食物が抗原として腸を刺激し食物アレルギーの症状が強く出ることもあります。
そんな時期、胃腸が弱い子は水分を多く摂れるようにしたり、消化の良いご飯に切り替えてみるなど、病気になる前に配慮してあげると負担が軽くなります。
お水はぬるま湯。あまりお水を飲みたがらない。という子の場合はササミの茹で汁を少し添加したり、気が向いた時にすぐに飲める場所複数に水飲み場を設置してあげる工夫を。
お水の器も、陶器を好む子もいればガラス製のものが好きな子など、器の素材にこだわりのある子も実は多いので、ご自宅のワンちゃん・猫ちゃんの好みはどんなものなのか把握しておくと良いと思います。
高さも、床より少し高い位置の方が飲みやすいので、台の上に置いてあげるなど工夫してあげると良いでしょう。
食欲が低下している子には、以前ブログでも取り上げましたが、甘酒は体調管理にとても良い食材。
しかし糖分・カロリーが多いので、多くはあげられないこと・腫瘍や糖尿病のある子には控えた方が良いなど、いくつか注意点はあります。
おすすめは、茹でて細かくした野菜を与える時に甘酒を小型犬ならティースプーン1杯、中型犬ならカレー用スプーン1杯ほどを目安に入れてあげると腸の調子を整えてくれるお手軽手作り食になります。
もちろん甘酒は砂糖・酒粕の入っていない、米麹100%のものがおすすめです。(酒粕を使った甘酒はアルコールが含まれているのでワンちゃん・猫ちゃんには与えないよう気をつけてください)
寒くなってくると、色々な甘酒がスーパーに陳列されるようになりますが、それぞれで甘さ・麹の粒の食感・飲みごごちが違うので、数年前から甘酒にはまっている私は新しいものを見つけるたびに購入して試しています。(朝の忙しい時間・寝起きで食が進まない子供達に気軽に栄養を与えるためにも甘酒は大活躍するアイテムです。)
年一回、アリオの岩手フェアで売られる遠野のあまざけが個人的にマイベスト甘酒だったのですが、つい最近飼い主さんからいただいた甘酒がそれに匹敵orそれを超えるくらい美味しくて、早速休診日にそのお店にお出かけして甘糀を追加で買ってきました(o^^o)
麹のつぶつぶもプルンプルンで飲み心地よく、家族用にお湯で割ったり・豆乳で割ったり・卵焼きや肉じゃがの砂糖の代わりに入れたりして取り入れています。
医食同源と言われるように、病気と戦うためには、バランスが良く&美味しいと思える普段の食事がとても大切です。
全ての病気に対しては言えませんが、栄養をしっかりと摂って十分な休息が取れていると、少しの体調不良も自分の免疫で戦い・回復することができます。
病気になってから・・では、飼い主さんも忙しい毎日の中、なかなか病院に連れてくる時間が取れず、症状が悪化してしまうこともあるため、体調を崩す前から普段の食生活に工夫をしてあげると飼い主さんにとっても、ワンちゃん・猫ちゃんにとっても負担が少なく過ごせます。
ぜひご家庭でも季節の変わり目の食生活は特に注意し、腸活してみてはいかがでしょうか。
獣医さん体験 2019 〜午後の部〜
午前は昨年とほぼ同じような内容で獣医さん体験を行いましたが、午後は年齢を引き上げ、実施内容も少し難しめのものを取り入れました。
保護者の方の付き添いが少なくなったのと、なぜかご予約していた2名様がいらっしゃらなかったため、午前に比べてかなり少ない印象になってしまいました(^_^;)
午後は、獣医師の仕事には小動物臨床のほか何があるか。というお話をした後、まずカルテの書き方の説明を行いました。
その後は午前と同様ブース形式に好きな体験コーナーを廻っていきます。
聴診・エコー・顕微鏡・レントゲンコーナーは午前と同じですが、午後には採血体験コーナーや、手術体験コーナーを新たにご用意。
オトスコープコーナーでは耳の中のを見るだけでなく、鉗子を使って異物(綿)取ってみようとバージョンアップしてみました。
看護師スタッフに採血のやり方を教えてもらいながら挑戦してみます。
チューブの中に入っているお水を0.6ml抜いてもらう体験をしました。
付き添いできてくれたチワワさん♡ 遠い目をして何を思っていたのでしょうか・・( ^∀^)
オペ体験では院長がマンツーマンで手術の糸の結び方を教えてくれます☆
1回だけでなく、なんども慣れるまで結んでみます。
手術の糸結びは、初めはこうだっけ?ああだっけ?と確認しながらですが、慣れてくると意識しなくても結べるようになります^^
人間の方の有名な心臓外科の先生は、運転中、信号待ちの時にでもハンドルに結びつけた糸で糸結びの練習を行なっていたそうですよ。
みなさん今から技術を習得して練習を重ねたら、将来有名な神の手をもつ外科医になれるかもしれませんね!
午後の部もみなさん真剣に体験に取り組んでくれてとても嬉しかったです。
動物病院は、動物を治療する場所だけでなく、子供達の命に対する心を育てる場所。にもしていきたいと思っていますので、今後も、最低年に1度は必ず開催できるようにしたいなと思っています。今回ご参加できなかった方も、またの機会にご応募いただければと思います(o^^o)
獣医さん体験2019 〜午前の部〜
8月25日(日)は終日休診とさせていただき、獣医さん体験を行いました!
このイベント自体は昨年度も実施したのですが、希望の声もあったため、今年は対象年齢を引き上げ内容も年齢別に違ったものにしてみました。
午前は小学生までの子を対象に行いました。
聴診器を使った心臓の音を聞く体験では、自分の心臓の音やお母さんの心臓の音を聞いてみます。
さらに心雑音を聞くことができるBOXも使って、正常な心音と違いを聞き分けることができるか体験してみます。
健康な心音と、心臓病の子の心音はどんな風に違って聞こえたかな??
院長によるプチ心臓講座も開かれました😀
エコーを使って膀胱をみてみる体験では、実施にプローブを持ってもらって自分で膀胱内の異物を映し出してもらいます。
今年は生体を使わず、水風船にビーズを入れたものを使って行いました。
うまく膀胱の中の異物を探すことができるか?! ドキドキです。
ビーズは2個入れていたのですが、上手に映し出すことができていました☆
顕微鏡を覗いてみる体験では、血液塗抹や糞便検査のスライドをみてもらいました。
『なんかツブツブが見える・・』『なんか小さいのが動いてた。。』と、みなさん普段目にしないものを不思議そうに覗いていました。
顕微鏡前の寄生虫の虫卵を見て、『あんなのが見つかったら嫌だなぁ・・』という声も聞こえてきましたよ(´∀`)
レントゲンコーナーでは、レントゲンクイズと、レントゲンの撮影時に着る防護服を着てみる体験を行いました。
鉛が入っているのでなかなかの重さ。 それでも昔のものに比べたらだいぶ軽量化はされているのです💦
そして今年初めてだったのが、オトスコープ(耳の中を覗くカメラ)でお耳の中の異物を見つけてみようというコーナー。
うまく耳の奥を映し出すことができると異物に見立てた綿がカメラに現れてきます。
調剤コーナーでは、粉状のお腹のお薬を1g測ってもらって、お水を指定量入れてもらい、液体のお薬にしてもらうということを行いました。
これもみなさん上手に行なっていていました。
午前の部は、下は年少さんから、上は小学校高学年の子がいましたが、どの子も真剣に楽しみながら取り組んでくれてとても嬉しかったです♪
なまえのないねこ
先日本屋さんに行きましたら、可愛い表紙の絵本が目に入りました。
『佇まい・表情が我が家の猫に似ている!』と、誰もが感じてしまいそうな親しみやすい表紙です。
そして調べてみると、昔自分のこどもたちに買ってあげた“ネコヅメのよる”という絵本の挿絵を描いていた町田尚子さんの本だということが発覚。
このネコヅメのよるという絵本も、内容がとても素敵で心に残るお話なので大好きな絵本の1つです。
内容はここでお話したい気満々なのですが、ネタバレになってしまうのと、是非手にとって開いて読んで欲しいのでご紹介までに留めたいと思います。
ところで、なまえのないねこというタイトルにもあるように、
飼われている動物たちには飼い主さんからプレゼントされたお名前が1つ(ときにあだ名でもう1つあったり、お外に出かける猫ちゃんなんかは知らない人から別な名前で呼ばれていたり)付いていますよね。
当院に来る患者さんも、様々な名前がつけられていて、『どんな由来でつけたのかな??』という素敵な名前もたくさん。非常に興味深いです。
私が大学時代には色々な保護動物を預かっていましたが、兄弟猫や兄弟犬には全て同じ漢字を入れて名前をつけていました。
例えば旨味(うまみ)・渋味(しぶみ)・南味(みなみ)だったり、陽粒(ひつぶ)・心粒(こつぶ)・芽粒(めつぶ)などなど。
名前は親が最初に送る子供へのプレゼント。というように、たくさんの想いや経緯が込められてつけられているんだろうな。と思います。
是非何かの機会に名前の由来を教えていただければ。と思います(^ ^)
なまえのないねこの絵本は9月に入りましたら待合室に置きますので、是非お読みください。