ノベルティもたくさん
健康診断キャンペーンがスタートしました!
病気が進行してから対処するのではなく、病気になる前から身体のことを把握し、早期発見早期治療できるよう心がけましょう。
健康診断で大切なことは、必要と思われる検査を必要な分行うこと。
予防薬と同じく、中途半端に行うのではせっかくやったことまで無駄になってしまいます。
その子にとってどこまで検査するのが適正なのかは、なかなか判断が難しいとは思いますが、数個前にアップしたブログに記事やキャンペーン情報に項目の選び方を記載しておりますのでご参考にしていただければと思います♪
さて、健康診断キャンペーンは、お得に色々な検査ができるだけでなく、ノベルティももらえるため、ちょっとワクワクしてしまう期間です。
予防薬の種類によってお渡しするグッズが異なりますが、今年のものをご紹介いたします☆
こちらは小ぶりなショルダーバック。お散歩時や軽いお出かけの際にご活用ください!
スタッフがショルダーバックに付けているキーホルダーは、当院オリジナルグッズのリフレクターです。
お散歩バックに付けていただくと、同じ病院に通うお友達を見つけて会話の輪が広がるかな?と思い作成しました!こちらはLINEクーポンご提示または新規LINEご登録でお配りしています。(数に限りがございます)
もちろん普段のお母さん・お父さん・お子様の持ち物に付けていただいても、「あれ?何か動物飼われているんですか?実はうちもなんです!」から思いがけず犬猫友達ができるかもしれません。
すでにお友達同士で、おそろでつけてもらっても^^
ちなみにリフレクター(反射板)というと、ボールチェーンタイプが多い印象ですが、ボールチェーンは外れやすいことから、当院のものはナスカンタイプにしております!
過去にご自宅に置いていたキーホルダーのボールチェーンを飲み込んでしまったというワンちゃんがおりましたので、色々なボールチェーンを見かけるたびに思い出します。
皆さんもお気をつけください!
予防薬によっては今年のノベルティが間に合わなかったというものもありますので、その場合は別なグッズをお渡ししております。今年のものが届きましたらそちらもお渡しできますのでお申し出ください。
スタッフが可愛い!とテンション上がっていたレジャーシート。
これからのお出かけにぴったりのグッズです。
こちら↓はマナー袋。
これもお散歩のたびに使えるので便利!
もちろん、猫ちゃんもフィラリア・ノミダニ予防が必要ですが、猫ちゃんの予防薬にはこちらのうっとりコームがついてきます!
硬すぎず柔らかすぎない、よく毛が取れそうなコームです。
そしてイチオシノベルティは、毎年密かにご好評いただいている当院オリジナルノベルティの〝画伯ファイル(またの名はヘタウマファイル)〟(こちらも数量限定)
今年のデザインはこちら。
カルテや病理依頼書から抜粋したイラストなので、もしかしたら自分の子がモデルになっているかもしれませんよ?
まだ届いていないグッズは届き次第おそらくどこかのSNSでご紹介されると思います。乞うご期待!
ワクチンアレルギー
春健康診断キャンペーンは、ご予約開始とともにお電話・LINEでのお問い合わせが多数寄せられました!
当院オリジナルノベルティ(画伯ファイル)もすでに残り半数を切りました☆
画伯ファイルを狙っている・・という方はお早めに(笑)
初日に予約のお問い合わせが集中すると思うので、この後の予約の埋まり方はゆっくりかと思いますが、飛び入り健康診断の方にも3月1日からお配りしていくのでおそらくすぐに数量に達してしまうと思います。
※ちなみに、当院の電話は話中の場合でもツーツー音が鳴りません!受話されない時は話し中の可能性が高いので、時間を置いてから再度おかけ直しください。
LINEでも健康診断のご予約はできますが、診療に携わっているため通知を切っておりますので、確認するまでにお時間をいただいております。また、木曜日にご予約をお入れする際は、木曜日の申し込みテンプレートに従ってご連絡ください!(※木曜日のご予約は、文頭は必ず【木曜午前予約診療】とお付けください。)
さて、春は健康診断!の季節ですが、同時に狂犬病だったりフィラリア予防だったりと、全体的に〝予防シーズン”であります。
健康診断に来たついで、狂犬病の予防接種や混合ワクチンを接種するご予定の方も多くいらっしゃいます。
かねてより、予防接種にいらっしゃるという方にはご案内をしているのですが、予防接種で受診される際は、できれば午前中か午後の早いお時間をお勧めしております。
その理由を以下にご紹介いたしますね!
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こちらは先日ワクチン接種にいらっしゃった、可愛いシェルティとポメラニアンのミックスさん。子犬さんの頃は、免疫を上げるため、初年度は複数回接種することが一般的ですが、この子もこの日が2回目のワクチン接種でした。
初めましての子で、スタッフとも、この子が帰られた後も『可愛かったね〜』と言っていたのですが、お昼の手術の時間にご連絡があり、再度ご来院されたのです。
いらっしゃった時の状態がこちらです。
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お顔が腫れて、パンパンになってしまっています(特に上のまぶたのフチが赤くなり腫れて重そうになっています)。
ワクチンアレルギーの状態です。
この子は一度お預かりをさせていただき、処置をし、夕方には無事状態も安定したためお迎えに来ていただきました。
お帰りの時のお顔はこちら。
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すっかり元通りです。
ワクチンアレルギーは、いつどのタイミングで発生するのか不明確です。初めてのワクチンで発生してしまう子もいれば、2回目、3回目、1年後、2年後になる可能性もあります。
このため、アレルギー反応が起こっても動物病院を受診できる時間帯でのワクチン接種をお勧めしています。
病院の終了間際に接種して、帰宅してからアレルギー反応→かかりつけの病院に電話しても繋がらない、夜間救急もやっていない時間帯、夜間救急に行くまでにとても時間がかかる・・などですと、状態も悪くなってしまいます。
(当院は時間外になると院外でも繋がるように携帯電話に転送しているので、病院の電話番号にかけていただいてもお電話はつながります。)
幸い、こちらのワンちゃんは午前中にワクチンを接種してくださったので早急な対処をすることができました。
ところで、このようにワクチン接種でアレルギーが出てしまった子は、今後どうすれば良いのでしょう? アレルギーが出る心配があるからと、以降のワクチン接種を全く控えてしまうと、今度は感染症にかかってしまい命を落としてしまう危険性があります。
ワクチンアレルギーを発症してしまった子に対しては、ワクチンを接種する前にアレルギーを抑えるような処置をしてから接種をする。あるいは定期的なワクチン接種の前に抗体価検査を行い、抗体価が下がった時だけワクチン接種を行うようにします。
よく、『海外では◯年に1度のワクチン接種になっているけど、うちの子もそれで良いんじゃないの?』というご相談をいただくこともありますが、そこは半年から1年ごとに抗体価検査を行い、抗体価を確認した上で接種時期を決定していくということになります(その結果として2年に1回の接種になる子がいたり、3年に1回でも大丈夫だった子がいたりします)。
すべての子が数年おきの接種でOKというわけではなく、体質や予防したい病気によっては1年で抗体価が切れてしまうものもあるため、抗体価検査をせずにワクチン接種の間隔だけを安易に空けてしまうのは危険なことです。
特にワクチンに対してアレルギーがあったわけでないという子も、飼い主さんがワクチン接種自体に抵抗があるという場合、抗体価検査してから接種するという流れをとることもございますが、日本の動物病院では現状1年ごとのワクチン接種が多くなっております。
その理由はなぜでしょう?
例えば5種ワクチンを接種していたワンちゃんに対して、1年後ワクチンの追加接種を検討するために抗体価を検査した場合を考えてみます。
このとき5種ワクチンに含まれる5種類の病気に対する抗体価を検査した結果、うち2項目が病気を予防するのには足りない抗体価を示したとします。
この場合、本来その足りなかった2項目だけを追加接種すれば良い。と考えるのですが、残念ながら1種類ずつ(バラで)接種できるワクチンが存在しないため、「抗体価が足りない部分だけ足す」といった接種方法が選択できません。(※例外として、過去に1種ワクチン(犬パラインフルエンザ)、2種ワクチン(犬ジステンパー+犬パルボウイルス)がありましたが、現在でも流通しているかは確認できていません。)
そのため、この子の病気を予防するためには抗体価が十分な項目を含めて結果的に5種混合ワクチンを接種することになるのです。
また、多くの場合、検査のために採血→さらに必要性があった場合は再来院してワクチン接種という流れが、ワンちゃんや猫ちゃんに立て続けに怖い思いをさせてしまうこと、抗体価検査は採血による負担だけではなくコストもかかる(ワクチン接種よりも高額になるケースもあります)などの理由から結果的に定期接種の決断をされる方がほとんどかなという印象です。
抗体価検査が大切なのはいうまでもないのですが、現状ではまだ一般的と言えるまでには至っていない印象があります。
ワクチンアレルギーは、どのタイミングで発症するか不明確と冒頭に書きましたが、ワクチンの種類や犬種などにより発症しやすさに差はありますので、ご心配な際はその子の生活環境・ライフスタイルをお伝えいただき、都度ご相談いただければと思います。
春が来る
2月というと、1ヶ月の日数も短いので、もうすでにあっという間に3月になりそうな予感です。
また、2月は獣医師国家試験や医師国家試験・看護師国家試験等の日程が組まれている月です。この年になってもまだ国家試験の夢を見るほど、人生を賭けた試験だったので、いまだにその時のことは鮮明に覚えています。
今見る国家試験の夢の内容というのは、毎回同じあらすじ(フィクション)なのですが、“一度国家試験に合格しても、社会人になってからまたさらに1年後にある国家試験に合格しないと正式な獣医師とはなれない。“というもの。
この日々色々なことに追われる中で、さらにまた試験なんて、体力気力もそうですが、プレッシャーに耐えられそうにないーー・・と苦しんで苦しんで夢から覚める。というのが毎回のパターンです。
とはいえ、“日々精進せよ”という天からのお示しなのかな💦と思うと、
たとえ夢で出てきたような試験がなかったとしても、学ぶことを怠ってはいけないよな。。と思うのです。
試験に合格することが目標でもないですし、その職業に就くことが目標でもなく、“その職業に就いた先でどんなことをしたいのか。”“自分がどういう人間でありたいのか。”というところが重要なんですよね。
ゴールを明確にすることは、そこまでの歩むべき道の選定につながるはずです。
さて、節分が過ぎ、暦の上ではすでに春。
受験シーズンが終わって、あれよあれよと一人暮らしが始まる学生さんも多いのではないでしょうか。また、春から異動や転勤でお引越しをされる方もいらっしゃるはずです。
ここで、ご家族のうち誰かが突如実家を離れるという際には、動物たちの心の問題にも注意してあげたいところです。特にわんちゃんは、ある日突然ご家族が帰ってこない・・という事態になった場合、とても心配してしまうことがあるからです。
自分に置き換えて、想像してみてください。
ある日、いつものように『行ってきます』と言ってお家を出て行ったご家族が、夜になっても帰ってこない、朝になっても帰ってこない、次の日になっても帰ってこないとしたら・・・
いつも門限通りに帰ってくるはずのお子さんが門限を過ぎた時間になっても帰ってこないならば、1時間過ぎただけでも親としては気が気じゃなくなりますし、
残業かな〜?と思って待っていた旦那さんが、朝になっても帰宅していなかったとしたら、流石に何かあったのではないかと不安になりますよね。
リビングと玄関を落ち着きなく行き来してしまう気持ち、ご飯も食べる気にならない気持ち、どうしようどうしようとつい口に出してしまう気持ち。。。
私たちだから理解できる状況も、わんちゃんにとっては飲み込めていない状況なので、
”玄関から動かない、ご飯を食べなくなった、キューキュー悲しげな声を出す。”という行動として不安が表れてきます。
もし時間の猶予がある場合は、ご家族の不在時間を徐々に伸ばして、『帰ってこないということもあるけど、ちゃんといつか戻ってくるから安心してね』と覚えさせるトレーニングをすると良いかと思いますが、時間的にも環境的にも余裕がないという際は、何か気を紛らわすことができる出来事・もので、不安感を解消してあげてください。
お散歩や遊びの時間を増やしたり、安心してお家にいられる自分スペースを作ってあげるなどです。
人と同じで、趣味に没頭していたらなんとか気持ちを誤魔化せる。というパターンもあります。解消できない場合、ずっと手足を舐めて皮膚病につながってしまったり、尻尾を追いかけ回して外傷となってしまうことがありますので注意が必要です。(人でいう貧乏ゆすり・抜毛症のような症状です。)
もしもご自宅でどうしても解消できない不安を抱えてしまう場合には、不安解消のサプリメントや、場合によってはお薬治療ということもありますのでご相談いただければと思います。
さて、こちらはこの時期出てくるお花。ヒヤシンスです。
季節のお花を見ると、『あー。受験シーズンだなぁ』と思い出します。
(屋内に置いているので比較的咲くのが早めです。)
黄色のヒヤシンスは珍しいのですが、毎年フラワードさんに、『黄色が入ったら教えてください!』とお願いをしているくらい、このお花は絶対Getしたいお花の1つ。
インスタにもご紹介しましたが、『あなたとなら幸せ』という花言葉が動物病院にピッタリだなと感じています。
卯年ベビー
インスタではチラリとお写真アップいたしましたが、可愛いチワワさんベビーたちの成長具合をご紹介!
昨年の卯年は多産の年だなぁと話題にしていましたが、その卯年さんに生まれたチワワベビーさん兄弟です。
(ちなみに年明けすぐも、人の方の知り合いで出産されたというお話が。2023年度の同級生がホントたくさんです!!この年の受験は壮絶かな???)
手のひらサイズの赤ちゃんが、こんなに大きくなりました。
この日の朝は大渋滞で、娘を幼稚園に送ってくるまでに2時間以上かかったのですが、ヘトヘトになってようやく病院に辿り着いたらこの癒しの3匹がいらっしゃって、一気にパワーチャージされました!!
何時間でも見続けられますね。
「もう手放せないんじゃないですか??」とお伺いしたところ、やはりみんなご自宅で飼われるご予定だそうです^^
3匹とも柄も違うし、スムースのお父さんお母さんチワワから生まれてきたベビーのうち1匹がロングコート。遺伝子の神秘。
「みんな違ってみんな良い!!!!!」 byみすゞ. と叫びたくなるくらい癒しのチワワベビーさんでした。
そしてそのお母さんお父さんチワワさんズは、先日ご夫婦揃って産後のシャンプーに来てくださいました。
人でもわんちゃんでも、子供のことはもちろん大切ですが、たまには息抜きして夫婦2人の時間も大切ですよね。おふたりともシャンプーしてスッキリさっぱり♪リフレッシュしてご帰宅されました!
犬の大人っていつから?
先日日曜日は成人式でしたね。
民法が改正されて、成人の対象が20歳〜が18歳と変更になりましたが、成人式の対象は20歳のところがほとんどだとか。名称も“はたちの式”としている自治体もあるようです。
私は成人式も結婚式も行っていないため、今まで晴れ着を着ることが1度もなかったので、綺麗なお着物に素敵なヘアスタイルで門出を迎えている子たちを見ると幸せを分けてもらっているような感覚になります。そしてそれを着るまでにたくさんの人たちから愛情をもらってきたんだろうなと幸せな妄想もしてしまいます。
来年当院に入社予定の子も成人式に出席したようですよ。
さて、成人繋がりで、わんちゃんの成人(成犬)っていつからでしょうか。という話題を・・・。
これは全てのワンちゃんが一律同じではなく、超小型犬や小型犬だとおよそ10ヶ月〜1歳くらい、中型犬だと1歳くらい、大型犬だと1歳半過ぎくらいから成犬となります。(さらにシニア期に入るのは超小型・小型犬は7歳くらい〜、中型犬は6歳くらい〜、大型犬は5、6歳くらい〜となります。 大型犬は成長するのがゆっくりですが、歳をとるのも早いのです。)
幼犬から成犬になると何が変わってくるかというと、必要とされるカロリー量も変わってくるため、ご飯の切り替えが必要となってきます。 人間と同じく、『子供の頃はあれだけ食べても太らなかったのに・・ /昔はすぐ運動すれば痩せたのに・・』というように、同じご飯を食べていると肥満になってしまいます。
性成熟については、これも人と同じように、成人とされる年齢よりも前に迎えます。これも人と同じですね。
小型犬はおよそ5〜6ヶ月、中型犬は6ヶ月程度、大型犬は6〜7ヶ月程度です。避妊去勢手術のご相談があった際に生後6ヶ月頃を推奨しているのはこのためです。(実際は体格や成長の具合を診て手術の日取りを決めます。)
1回目の発情を迎える前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発生率も抑えられるため、出産させる予定がない場合はこの時期に行うことがベストとされます。ちなみに、乳腺手術の予防率は初回発情前に手術をすると→99%、発情を1回経験→90%、2回目経験→70%台とどんどん下がってきてしまいます。
しかし万が一手術予定日にわんちゃんの発情期が重なってしまった場合は、手術は延期となります。なぜかというと、発情期には子宮の血管が太く、充血しているため、手術時の出血量も多くなってしまうからです。また、ホルモンバランスの変化により免疫力も低下し、細菌感染を引き起こしやすくなっているからです。
この場合、発情が終わって2〜3ヶ月後頃に手術の予定を検討ということになります。
子犬さんをお迎えされた方は、スケジュールとして、生後5〜6ヶ月の間に動物病院を受診し、獣医師と今後の手術の日取りをご相談し、予定を組んでいくという流れが良いかと思います。その際、乳歯遺残がないか、お臍や鼠径部にヘルニアがないかをチェックしてもらい、可能であれば避妊去勢手術の時に一緒に処置してもらうと良いでしょう。
2024年が始まりましたが
あけましておめでとうございます。
当院も1月4日から診療がスタートいたしました。
今年は例年にないくらいの暖かさで、日下家は毎年混雑を避けて超早朝に神社にお参りに行くのですが、朝起きるのが辛くないくらいの気温だったため、睡眠時間2時間ほどでしたがいつもよりは無理なく起きることができました。
いつもは早朝でも比較的賑わっている神社なのですが、今年は気温暖かな朝にも関わらず人も少なく、
加えて病院の方でも例年1日の日は急患のお問い合わせを何件かいただくのですが、それも今年は少なく、静かで穏やかなお正月になるのかなぁと感じていたのですが、お泊まりの子のお世話をしていたところ緊急地震速報があり、思いもよらない大きな災害が石川県を中心に起こってしまいました。
ちょうどその頃私は外でわんちゃんをお散歩に連れて行っていたため揺れを感じなかったのですが、富谷市も少し揺れたようですね・・・。
新年を迎えて、ご家族で楽しく過ごしていたであろうところ、このような災害が起こってしまい、ニュースを見るたびに胸が痛くなってしまいます。 倒壊している建物も多いとのことで、避難所への移動を強いられている方も多いかと思いますが、そこで気がかりなのがわんちゃん猫ちゃんのご家族がいるご家庭のこと。
昔に比べ、犬も猫も家族という位置付けは浸透してきたように感じますが、それでもまだ受け入れてくれる避難所もだいぶ限られているのではないかと思います。一緒に避難できない場合はご親戚の方やお知り合いに預けて面倒を見てもらうという方も多くいらっしゃるかと思いますが、預ける子が持病持ちの場合や、預けている間に体調を崩してしまった場合はとても心配になりますよね。また、預ける方がいらっしゃらない場合は、危険と判りつつご自宅を離れられない。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
普段の予防接種や寄生虫予防は、「普段はお外にそこまで出さないから・・」「お散歩はご近所を軽くまわるだけだから・・」とやらずにいてしまうと、いざ避難先・受け入れ先があったとしても、予防をしていない場合、受け入れてくれるところがより限られてしまいます。
また、急な環境の変化により免疫が下がってしまった場合は、予防できたはずの感染症に罹患してしまう可能性も出てきます。
人の方でも、慣れない環境と集団生活によりインフルエンザやその他の感染症に罹患し体調を崩されている方が多くいらっしゃるようです。
普段から感染症予防をしっかり行い、わんちゃん・猫ちゃんを含め、普段から飲み水・ご飯・常備薬・ケア用品・個人の情報のわかるものをひとまとめにして備えておくことを今一度ご家族で協力して(お母さん・お父さんだけでなく、ご家族みんなでやることが情報共有のために大切です)行っておくと良いでしょう。
わんちゃん・猫ちゃんの常備ご飯としては、日持ちがして水分も取れる缶詰などがおすすめです。ペットシーツや猫砂などは、人の防災に役立ちますし(簡易トイレや、小さいお子さんのおむつ替わりとして)、ペットシーツは動物を飼われていない方でも活用することができますので(例えば水漏れ時の吸水など)ご家庭に1パック余分にあっても無駄にならないかと思います。
余談ですが、ペットシーツに至っては、以前ベガルタの観戦に行った際にビールをこぼされている方がいらっしゃって、ティッシュでは吸い取りきれず、ペットシーツ1枚持ってたら良かったな・・・と思いました。かさばらないですし軽いので普段から1枚は持ってて損はないかと思います。
お子さんが体調不良になった際も、枕元に敷いておくと、吐いた際に吸水してくれて、嘔吐物も丸めてそのまま処理することができるので、洗濯や消毒の手間も減るかと思います。おむつ交換時の敷物としても使えますし、個人的にペットシーツは考案者を盛大に讃えたいくらい色んな場面で活用できる優れものだと思います。
1パックあると大きな枕やクッション代わりにもできるので、車に積み込んでおいても良いと思っています。
なかなか防災にしか使えないものだと、買い揃えるのに抵抗があるかもしれませんが、多用途に使えて、しかも腐らないものだと「あってもいいかな?」と思えて購入しやすい気がしませんか?
防災コーナーになくても意外に使えるペットシーツ。ぜひ防災グッズの1アイテムとして揃えてみてください。
健康診断
前回の記事で、“この時期から春の健康診断のことを考えている”と書きましたが、
健康診断といえば、院長も先月健康診断を受けてきました。
院長も年齢的に40近くなり、ここ最近は睡眠時間も極端に少なくなり、身体にもだいぶ無理がきているような生活スタイルのため(診療ではなく、地獄の事務仕事が膨大で苦しんでいるようです)、今回は信頼できる医師の方におすすめしてもらった健康診断コースをしっかりと行ってきました。
いつもの簡易的な血液検査・身体検査だけでなく、院長の家系や、生活スタイル、食生活、普段の気になる点をお伝えして、おすすめのコースを提示してもらったのですが、
これはわんちゃん・猫ちゃんの健康診断にも当てはまるところで、
『健康診断を受けた方がいいかなと思っているのだけれど、どこまでやったらいいのかわからない。』というときは、
目安として、年齢・家系(品種)・生活スタイル・食生活などに加えて、普段の気になる症状を考慮してコースを選ぶようにしましょう。
血液検査の項目数や、その他の検査(エコー・レントゲン・糞便検査や尿検査など)の必要性や、それらの組み合わせに迷う時はお気軽にご相談ください!
例えば、高齢のチワワさんということであれば、一般的な血液検査の他に心臓の検査や歯のチェックをしてみるのもいいですし、
猫ちゃんであれば若くても膀胱にトラブルを抱えている子は多いので尿検査をしても良いと思います。
最近食べる量は変わっていないのに、どんどん体重が増えてきている/痩せてきているという場合は、内分泌系の検査をした方が良い場合があります。
そして、一番大切なことは、健康診断を受けて終わり。なのではなく、それにより分かったことを元に、どう過ごしていくか。がとても重要です。
ちなみに今回、院長は胆嚢にポリープが発見されたことと、コレステロールや糖に関する数値が”経過を追う必要“があるとのことだったため、健康診断のコースを勧めてくれた信頼できる医師の方に、その後相談に乗っていただける病院を紹介してもらいました。
コレステロールや糖などは、やはり食事療法からアドバイスを受けるのですが、院長の生活スタイルからなかなか正しい食生活を送ることが難しいので、そのライフスタイルを含めて相談をし、結果的にお薬をスタートすることになりました。
(食事を作ってもそもそも食べる時間がないとかで夜遅くまで飲まず食わずでいられることもあるので、「あなたなんてどうせご飯まともに食べられないんだから、さっさと薬飲み始めてればいいんだよ!!」という妻の意向(暴言)をそのまま医師の先生に伝えてお薬出してもらったそうです(笑) 先生、笑ってたって^^;)
まだまだ健康診断の時期までは数ヶ月ありますが、院長が健康診断を受けてきたことと、すでに私の頭の中は春の健康診断のことでいっぱいだったため、この度話題にさせていただきました。ノベルティ含め、みなさんにとって「受けて良かった!」と思える、より良い健康診断の内容を考えていますので、ご期待ください。(何気にノベルティには力を入れてるのですが素材の採掘に苦難しています・・。)
※筆が遅すぎてこの記事アップするのに1ヶ月近くかかってしまいました。。もう今日は大晦日ですね・・・。
良いお年をお迎えください。
【おまけ】
2023年は卯年だったためか?? 多産の年でした!!!
特に人の方では、お世話になっている方や患者さんで出産ラッシュ!(これから生まれる予定という方もまだまだいらっしゃいます。)
知り合いの知り合いも出産ラッシュと聞くので、把握している以上にたくさんの赤ちゃんが産まれたみたいです。
こちら↓は病院で帝王切開にて産まれたベビーたち。
来年の辰年は何か大きく成長できる年になれるかな???
年末にお口もお掃除
当院では例年6月と11月にスケーリングキャンペーンを行っており、毎回この時期をきっかけに多くの方にわんちゃん・猫ちゃんの口腔内の健康について意識してもらえています。
口臭は気になっていたけれど、なかなかお口を触らせてもらえなくてお口の中がどうなっているかわからない・・
歯周病かな?と薄々感じてはいたけれど、麻酔のリスクが怖くて決断しかねる・・
ガムやおうちの歯磨きで頑張ってみようかな・・・・・
普段、気がかりではあったけれど、色々な思いから踏ん切りがつかずに歯周病が悪化し、歯を抜かなければならないほど重度歯周病にまで進行してしまうことも少なくありません。
前の記事にも書きましたが、重度歯周病にまで進行してしまうと、歯周ポケットで増えてしまった歯周病菌によって心臓や腎臓など、全身の臓器もダメージを受けてしまいます。この全身に悪影響を及ぼす歯周病菌は歯の表面にあるものではなく、空気の触れない歯周ポケット深くにいる菌(嫌気性菌)なので、歯磨きや無麻酔での歯の処置では取り除くことができません。
重度歯周病にまで進行してしまったお口の中には、全身に悪影響を及ぼす菌が増えるだけでなく、トリコモナスという原虫もウヨウヨしていることが多々あります・・(以前の記事に動画がアップされていますのでご興味のある方は是非ご覧ください。)
その状態で、スキンシップをとると、飼い主様ご家族の健康に影響が出てくることは当然のこと。
ワンちゃん・猫ちゃんのお口の健康を守ることは、人間家族の健康維持にもつながります。
とはいえ、『歯周病の程度はどれくらいなのか、視診での評価だけでなく、検査をしてから処置を決断したい!』という方には、歯周病のリスクを測れるキットがございますので、そちらにてお調べすることも可能です。
AD plit(アドプリット)というキットなのですが、口腔内歯周病菌の活性度合いを評価できるキットとなります。
上の写真の子は歯周病リスクLevel4程度。ほぼ視診での評価と相違がないかなと思います。
今回は歯周ポケットも深くなる前に処置を検討してくださった方が多かったので、抜歯をすることなくスケーリングによって美しい歯を取り戻すことができる子が大半で嬉しく感じています。
↓写真で比べてみると、見事なビフォー/アフターになっています。
しかし、一度スケーリングを行って美しい歯を取り戻せても、毎日のケアを怠るとすぐにまた歯石は蓄積されてしまいます。(何もしないと早ければおよそ3日ほどで歯石は出来上がっていきます。)
このため、飼い主様には是非 “処置、その後” のケアを頑張っていただければと思っています。
可能であれば毎日の歯磨き・・。
とはいえ時間がなかったり、イヤイヤされてしまい、「すること自体が難しい」という場合も多いと思いますので、歯磨きガムだったり、歯磨きペーストを舐めさせる・飲み水に入れるだけのケア用品など、できる範囲のことで維持していただけると良いかと思います。
さらに
デンタルBio(ビオ)という口腔内善玉菌のサプリも使いやすくておすすめです。こちらは悪影響を及ぼす歯周病菌の増殖を抑えてくれるStreptococcus salivarius K12が含まれているタブレットで、1ヶ月継続により歯周病菌が90%近く減少するという報告があります。
歯周病菌の減少により歯垢・歯肉炎・口臭の軽減が認められています。(※デンタルビオは動物病院専用ものとなっています。)
こちらのタブレットは、早期に歯周病予防をしたい方、スケーリング後すぐから今後の口腔衛生を維持していきたい方、抜歯をしてガムなどの硬いものでのケアが難しい方に特におすすめです。
抜歯をしていなくても、スケーリングが終わってすぐはガムのような硬いもので歯を傷つけずに過ごす必要があ流ため、このようなものを使うと便利かと思います。
11月のキャンペーン中にご予約された方のスケーリングが12月もまだ多数予定されています。
皆さん綺麗なお口になって清々しく新しい年をお迎えできると良いなと思っています!
2023年別れと出会い
今年もあと1ヶ月を切りました・・・。
ハロウィンから〜の、クリスマスから〜の、お正月。と、毎年後半3ヶ月は、お店のポップ等が早々出されることもあって、時間の経過の速さに追いつけません!
今年は秋でさえ暑い1日が多く続いたのもあって、季節の感覚も肌での実感がないまま、視覚だけ秋を感じて終わりました。(あ、あと味覚もか。)
そんな今年2023年を早々振り返ってみるのですが、今年は開院から5周年の年でした。あっという間だったようでもあり、思い出を探っていくと色々なことがあり、とても盛りだくさんすぎる5年間だったように思えます。
毎年たくさんの出会いと別れがあるものの、この2023年は、丸5年すぎたということもあって、開院前からお付き合いのあった子(院長石巻勤務・泉大沢勤務時代に診ていた子)や、開院当初から通ってくださったお友達とのお別れが特に多かったように感じます。
色々な病気を乗り越え・・また乗り越え・・命の燃え尽きる限り生き抜いた子もいれば、中には、まだまだ触れ合えると思っていた子の早過ぎる旅立ちもあったり・・・。
お別れが続いてしまうと、私自身も悲しかったり、寂しい思いが湧き出して、何もする気になれなかったり、涙で頬がびしょびしょになってしまうこともあるのですが、なぜかそんな心の状態であっても不思議とどこか優しい気持ちでいられるのは、きっとその子たちとの思い出がとても温かく楽しいものばかりだったからなのかなと思っています。
時折聞かれる大切な子を失った後の飼い主さんのお言葉には、
『いつまでも思い出して涙が出てしまうんです。全然あの子の死を乗り越えられていなくてダメですね・・』『笑って過ごしていなければ、天国のあの子が心配してしまう』『もう犬(猫)を見るとあの子を思い出しちゃって辛いんです。』
という、悲しみに囚われてしまう自分を否定して焦燥感を抱いてしまうものも多いのですが、
大切な存在がいてくれた日々の輝きに比べたら、いなくなってしまった後の日常に対して鮮やかさを感じられないのは至極当然のことかと思います。
そんな時は、無理に自分の気持ちに蓋をしたり、誤魔化したりしなくてもいいんじゃないかなと私は思います。
私も院長も、昨年長年連れ添った愛猫の花を亡くして、未だに思い出してはボロボロと涙が溢れてくることがありますが、花のことをどっぷり思い出して、その時感じるままの感情で時を過ごしていた方が、花と一緒にいられているような気がして、その涙溢れる時間も、大切な“花との時間”だな。と思えました。
院長は今年、動物慰霊祭や狂犬病の手続きのためアニパル仙台さんに行ったあと、『ダメだー年々涙もろくなってきてるーー』と瞳潤して帰ってきていました。慰霊祭での亡くなった子のスライドや、アニパルさんに展示しているたくさんの子のお写真を見てしまうと、グッと込み上げてくるものがあるのだそうです。
どんな人でも、どれだけのことをしてあげても、後悔が全くないという人はとても少ないと思います。
夫婦2人獣医という立場にあって、考えてあげられること/してあげられる選択肢を最大限にもっていても、『もっとしてあげられたことがあったんじゃないか。』『もっとこうしてあげられたら良かったんじゃないか。』と思うのですから。
ご家族同然に過ごしてきた大切なわんちゃんを亡くされたご家族で、『こんなにも失うのって悲しいんですか?みんなこんな思いをしているんですか・・?』とおっしゃっていた患者さんがいらっしゃいました。
悲しい・辛い・苦しい・寂しい。
このどの感情もたとえ”負の感情”と言われていたとしても、それは嬉しい・幸せ・楽しい・温かい を知っているからなのだと思います。
これらは全く反対の感情ではなく、常に背中合わせになった感情のはずです。
辛い心の背中にはいつも愛する存在を負っているから。それだからこそ悲しい感情が浮き上がってくるのだと思います。
そうであるならば、悲しいと感じる正直な感情を抱いていた方が、愛するあの子とまだ一緒にいられているような気がしませんか?
わんちゃんを亡くされて、涙ながらに『でも、きっとまた犬を飼っちゃうと思います。 犬がいるって良いですよね・・』とお言葉をされた飼い主さんがいらっしゃいました。
一緒に過ごした喜びの分、たくさんの涙が流れてしまう悲しみのさなかにいるときは霞んでしまいがちですが、今までの一緒に過ごした日々がその悲しみ以上に幸せだったということは紛れもない事実で、亡くなったわんちゃん猫ちゃんも、楽しかった日々だけを記憶して旅立っていったはずです。
冒頭で、2023年は丸5周年ということもあって、長年お付き合いのあった子が亡くなることの多い年だったと言いましたが、しかしそれと同時に、『また新しい子をお迎えしました!』と戻ってきてくれる方も多い年でした。「犬がいる、猫がいるって、やっぱり良いな。」そう思えるまでにかかる時間はそれぞれですが、動物たちとのお別れと同時に、飼い主さんと会うことも無くなってしまうことがとても寂しいことだったので、お父さん・お母さんたちとまたお会いできる機会があるんだということが、我々にとって、それはとても嬉しいことでした。
2024年はその新しい子たちとどんな出来事を共有するだろう?
そう考えるとワクワクしてきて、また来年も頑張ろうと思えます。
さて、“来年のことを言うと鬼が笑う”と言いますが、この年末は来年の春以降の予定について計画を練らなければならない時期! 皆さんの健康と幸せを維持できるよう、私たちに何ができるか一生懸命考えますよ!!
今年は例年に比べて暖かい冬ですが、皆様ご体調崩されませんよう、暖かくしてお過ごしください。
ベガルタ仙台
気がつけばもう11月も末の方ですが、夜は冷え込みを感じるものの、日中は11月と思えないほどの暖かい天気が続いていますね。。
本当にこのまま年末年始になるのかな??と信じられない気持ちですが、Jリーグも終わり・・フィラリア・ノミダニの予防期間も終わりに近づき・・(ドックラン等行かれる方は、マダニ予防は継続していて良いと思います!)、着実に2023年も終わりになってきているのですね。
さて、今年はなんだかんだでベガルタ戦も前半ほとんど行くことができませんでしたが、ホーム残り2試合というところで、ようやく子供達を引き連れて応援に行ってくることができました。(院長もVS山口戦に行く予定だったのですが、体調を崩して結局今年1試合も観に行けませんでした。とほほ。。)
↓こちらは山口戦のお写真。元ベガルタのキーパーの関選手が!(花束を持っています)
約1年ぶりのスタジアムでの応援。
コロナ流行前と全く同じには戻れていませんが、歓声や応援も存分にできるようになり、より一層飲食販売なども活気が見られていました。(子供達がチュロス希望だったので、頑張って長蛇の列に頑張って並びました。)
最終戦が11月上旬で、しかも暖冬ということもあり、例年に比べたら寒さも全然大したことがないくらいだったのですが、子供達の防寒に気を奪われ、自分の防寒対策をほとんどしてこなかったせいで、最終戦のセレモニーあたりから足先の感覚がなくなってきていました。(何せストッキングにスニーカーというペラペラの状態だったもので・・・)
山口戦・町田戦は引き分け/敗戦という結果でしたが、サポーターの方々の声援が選手と一体になっていく迫力、ゴールの際にスタジアム全体で喜びを分かち合える楽しさを久々に感じられて楽しかったです。
セレモニーでは、富田晋伍選手のJリーグ選手功労賞のお祝いもありました。
仙台一筋で2005年から17年間現役を続けられた富田選手。17年も同じことを続けてきたということ、そして我々と同じくらいの歳であるにも関わらずアスリートとして活躍してきたということ。どれをとっても脱帽してしまいます!!
私が行けるスポーツ観戦は今のところベガルタの試合だけですが、試合を見にいくたびに、「出場している選手たちはトレーニングが終わった後も個人でトレーニングをするなど、日々の努力を欠かさず、他人よりも努力と志を継続されてきたからこそ今このピッチに立てているんだろうなぁと、もうそれだけですでに感動してしまっています。
そして出場しない選手たちもいつでも試合に出られるように控えているからこそ、試合に出る選手が安心して思い切りプレーできるのだと思います。
受験も仕事も、言われただけのことを学校や職場でやるに留まらず、他人よりも努力して知識・経験・信頼を得て、尚且つ運もあって日の目を見ることができるのだと思います。今の風潮では枠外の努力を強いるのは良くないという流れですが、アスリートだってそうであるように、自分自身が変わらなければチャンスも巡ってこないし、評価もされないし、人から与えてももらえないのは当然なのですよね・・。
試合を見にいくたびになんだか自分ももっと努力しなければな・・。と思うのです。
さて、試合が終わり、ベガルタに所属していた選手たちの今後の契約について続々リリースされています。
早々に契約更新してくれた選手や、あぁ・・やっぱりいなくなっちゃうのか・・という選手、ずっといてくれると思っていた選手のまさかの契約満了・・・。まだリリースされていない選手の動向もとても気になっています。
移籍してしまう選手も、新しいチームで活躍し選手として幸せにあってほしいと思いつつ、やっぱり寂しくてたまらないという気持ちがどうしてもあります。
いなくなってしまう選手へは、「ベガルタ・仙台・そこに集う人たちのために。」とプレーを続けてくれたことに多大な感謝の気持ちと、
いつかどこかでまた縁があった時にその選手たちが安心して戻ってこれるように、遠く離れていても仙台のチームの活躍を耳にできるように、来季また一から新体制のチームでベガルタ仙台が前進できたら良いなと願っています。もちろん私自身も。
というわけで、今のところ、来季もくさか動物病院はベガルタ仙台のスポンサーを継続予定です!!
皆さんもぜひ応援してください!